アウターウェアの魅力⑤:モッズコート編
こんばんは!
健太です。
皆さん、モッズコートは冬服のアウターとして使われていますでしょうか?
今回は、イギリスのユースカルチャーを語る上でも欠かせないモッズコートを紹介していきます。
■米軍からイギリスのユースカルチャーへ
元々は1950年代に米軍で採用された軍用のパーカーでした。
そこに目を付けたのが、イギリスで流行していたライフスタイル&ムーブメントであるモッズと呼ばれる若者達でした。
モッズとは、モダンズ(MORDENS)の略でR&Bやソウル、スカといった音楽を愛し、ファッションにもこだわりを持っていました。
3つボタンのスーツを着用してスクーターで移動するスタイルだったモッズは、スクーターの煙などでスーツが汚れることを嫌い、モッズコートを愛用していたと言われています。
■おすすめのブランド
1.FRED PERRY
1952年にロンドンでスポーツウェアの会社として設立されました。
テニス選手であったフレッドペリーが設立したこともあって、スポーツ界とファッション界どちらでも人気のあるブランドです。
シンプルなデザインながらも、裏地にはボア素材を使っており、遊び心を感じられるアイテムです。
2.Ben Sherman
モッズブランドの代名詞でもあるBen Sherman。
どんなスタイルでも着こなせて、飽きが来ないシルエットなので長く愛用することができます。
保温性もしっかりある機能性にも優れた一着なので、非常に使いやすいです。
■おわりに
モッズコートは型もたくさんあり、個性を楽しめるだけでなく、機能性にも富んだ優秀なアイテムでした。
これからも長く愛用していける素敵なアウターとして、改めて感じました。
今回、様々なアウターウェアを歴史と一緒に紹介してみました。
その生まれてきた背景なども理解してくると、更に愛着が湧いてきて袖を通すのが楽しみになってきますね。
自分もメッセージ性も通じてファッションを楽しんでいきたいと思います。
それではまた!
服部 健太