もずが枯れ木で…
わたしが撮ったこの写真は、アイシャドウを付けたような小鳥でとても愛くるしいのだが、あの肉食の餌を捕まえては、はやにえをつくるモズだと知る。
尾を前後にふりふり機嫌が良いのか,時折首をかしげては、獲物がいないか、下をのぞき込んでいる。
眼が良いモズは小さな虫を捕らえては、枝に戻りまたおりて…と忙しない。
こんなカワイイ顔して,あのはやにえで有名な鳥・モズが、コレ?とわが目を疑ったが、これが正真正銘のモズだったのだ。
図鑑で調べて確認したが、パソコンでは下記の動画でどうぞ…。
ただし1とうはミミズの死んだものを振り回すシーンだから、こちらがイヤなら,2本目をおススメしたい。
ただ、私が聴いたモズの鳴き声はもっと可愛らしかったから、こちらはテリトリーを張っているために、威嚇的な鳥語を発していると思う。
3本目に紹介するのは至近距離に迫って、ズーム UP♬
拡大してモズを撮っている動画なので、顔や姿かたちがよく学べる。
4本目は、私が初めて知った「モズは自分の体長よりも大型の鳥さえも襲う」ことと、「その獲物の羽根さえも食べてしまう」と言う驚愕の事実。
こんなにたくさんの動画を見て欲しい訳は、一見この鳥がかわいく見えても、食うか食われるかの試練を学ぶ,自然の厳しさを知るための、絶好のテキストとしてお伝えしたいから。
4番目のものは、動画と画像とが出て来る。
これを見てしまうと、ミミズのはやにえなんてカワイイものだとすら思えてしまうのは、私だけだろうか…。
5本も紹介しなくて良いよ!と言われそうだが、1,2本目などは短時間だから、まぁどうか,お時間がある時にお付き合い願いたいと乞うのは、子育て中のつがいが登場する場面や様子が、他動画と違う点,定点観測の動画も珍しい側面からだ。
しかも目の周りに黒くくっきり色が入る、アイシャドウ鳥は♂(オス)なのだそうな。
♀(メス)はないのが、多いらしい。
これにはビックリ!
色々知ることが出来て、知的好奇心が刺激される~★
↓
https://www.youtube.com/watch?reload=9&time_continue=1&v=9Lj0w9jWcio&feature=emb_title
https://www.youtube.com/watch?v=4zTpsu62X9Y
https://www.youtube.com/watch?v=KzuBoTJiBCg
https://www.youtube.com/watch?v=Z1tb7ixyx84
https://www.youtube.com/watch?v=xFob_r6VtiM
ところで、モズが登場する歌をご存じだろうか…。
パソコンが使えないくらいの高齢者から、昭和時代前半に生まれた人たちがよく聴いたり歌ったりした曲だと思われるが、今やYOU TUBEで検索したらヒットするので、わたしにも覚えられる。
歌:倍賞千恵子その他女性歌手多彩
作詞:サトウハチロー、作曲:徳富 繁
1 もずが枯木で 鳴いている
おいらは藁を たたいてる
綿ひき車は お婆さん
こっとん水車も まわってる
2 みんな去年と 同じだよ
けれども足りねえ ものがある
兄(あん)さの薪割る 音がねえ
バッサリ薪割る 音がねえ
3 兄さは満州へ 行っただよ
鉄砲が涙で 光っただ
もずよ寒いと 鳴くがえぇ
兄さはもっと 寒いだぞ
1番のはじめの部分しか私は知らなかった。
しかも歌詞1番の全体を知ると、逆に後半の意味があまりよく分からないものの、2番から3番にかけてこの詞に哀愁がこもっている意味が、ようやく分かった。
戦争へ行った兄を思う歌だったのか…兄のモズを見ている姿やその当時の想い出が、弟本人の脳裏によみがえったのだろうか…。
そのサトウハチローさんのお兄さんは、このような哀しみに充ち満ちた戦争が終わって、無事に復員したのか…などと,そっちの方が気になって来た^^;
ここで一句。
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もずなけど/なかねど2羽は/愛交わす
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お粗末様♫
2020.03.28