今日は” プロテクター "でござる。
こんにちは。
まろんはっぴです。
今日はタイトル通り、『プロテクター』を見ました。
では、まいります♬
…これは、ジャッキーのカンフー映画とちょっと違っています。
ギャング映画か,西部警察か?!
カンフーもあるが、銃での打ち合いが多く、
ニューヨーク・ブルックリンでの、トラック襲撃シーンから始まるものの,
本編とは全く関係がないというハチャメチャな話。
伏線かと思ってみたら,期待ハズレでした。
そして、ジャッキー扮するビリー・ウォン刑事が警備していた,
ファッションショーに、ギャングが銃を乱射して主催者である,
ローラが拉致されてしまうのです。
ビリーは、相棒のガローニ刑事と共に,
香港に渡り、かつて力を持っていた組織のボスに会い,
ローラの居場所を聞き出そうとするも、むごたらしく殺されてしまいます。
この粗暴な組織は、麻薬組織なのですが、
製造工場では女性が全裸で働いているという,これまたハチャメチャな
発想です。
ウォン刑事は、バイクやパワーボートで走り回り,
空手シーンもあるが、銃の場面が多過ぎる感じでした。
香港の占い師から,裏切りにも注意とのお告げがあったので、
ツレは誰が裏切者か,推理しながら見ていた様子でした。
ただ,ハチャメチャなストーリーで、
評価は低くて★2つのようですが、わたしは3つかな…。
わたしもここに,不可思議で疑問な点を掲げます。
①ファッションデザイナーのローラを、誘拐した目的が分からないような,
筋書きでした。
②女性の裸のシーンを見せる必要性が、理解に苦しみました。
③最初に出たトラックの強盗シーンが、意味ない点も不可解でした。
④アメリカに来て10年経つのが今日だと言って,記念日を祝おうと言った、
同僚と行った酒場は、翌日のことなのか?
運転していたので,何だかよく分からなかったのですが、
ノンアルビールでもある時代ではないから,その辺が
おかしいと思いました。
⑤酒場で一緒だった同僚のマイケルが死んでしまい,そのあとに、
組んだ相棒のガローニが銃で撃たれたのに,それでも生きていて、
なおかつ体罰でサンザカ殴られていたが、あんなに出血多量みたいな、
打たれ方をしていたら,瀕死の状態の筈だが、
後半では人質に迄なり,座って口に紐で縛られていても叫んでいたのが、
不自然に感じられたのは、わたしだけでしょうか…。
⑥ジャッキー映画ではしばしば,相手を生かしてしまったり、
手を緩めて許してしまったりすることがあるが、それが自分の首を
絞めることになるのですが、ここで,ヤッておけば良いのに!!!
と思うことがしょっちゅうあります。
今回も,何か間(ま)があり過ぎて、
『早くやっつけて,ジャッキ―!』と叫ぶ、心の声がありました。
そういうシーンを見ると,とても歯痒いものです。
そうでないと,映画が早くに終わっちゃうでしょう!とツレは言いますが、
そこをそう言う風に撮るなら,もっと説明するべきシーンを丁寧に描けば、
場が持つ筈なのです!!!
⑦タイトルはどうして,プロテクターなのか、
分かりませんでした。
ツレと話をしていて,日本製の防弾チョッキのことかなぁと。
それが、2人の共通認識になりました。
⑧ジャッキーの味方になってくれた,初老の男性が、
惨い殺され方をしたのが、誰の仕業か分からないのに、
コーがやったと決めつけ,弔う様子も出て来なかったのが残念で、
違和感満載でした。
⑨その殺された男性の娘は、ウォンたちを恨んで協力しない筈だったのに,
気が変わったと言って、心の機微が全然,
ストーリーに反映されていなかったのは、物足りなさ過ぎでした。
⑩パワーボートを借りて、賊の1人を追跡し,
うまいことそのボートと逃亡ボートを衝突させて、逮捕しないまでも,
そこで犯人を死亡させるシーンは出来過ぎている。
あそこまで,タイミング良く衝突するものか…。
⑪最後には、悪玉・コーの乗ったヘリに,
うまいこと、ジャッキーの操縦するクレーンでの衝突をお見舞され,
炎上して、メデタシめでたしとなるのですが、
これまた,出来過ぎている…。
⑫エンディングの曲が流れ,いつもと違う雰囲気で終わるのですが、
歌とハーモニカ,口笛の曲が流れ、
何となく,良い感じの曲でしたが、
その曲について,一切ナゾでした。
Wikipediaにもありませんでした。
wikiと言えば、ジャッキーが財をはたいて,
監督のやり方が気に入らないため、別バージョンを制作したらしいです。
わたしたちが見たものは、そちらではなく,
オリジナルバージョンだったので、イヤらしいエッチシーンも惜しげなく,
裸体として、映していたようでした。
ジャッキーのそう言った,ジェントルマンな、
野蛮でない映画の方も,是非とも見比べてみたいものです💓✨🎦
(おしまい・1,910字)