新しくなったAdobe Expressをご紹介~個人的おススメ順~
2023年8月16日にAdobeExpressがUpdateされました!
先行してBeta版が公開されてしましたが、世界中から様々なリクエストやフィードバックを取り入れていよいよ新しく生まれ変わりまりした。
以前のAdobeExpressと比較して個人的に使いやすくなった!と思う順に新機能を紹介してみたいと思います。
①ビデオ編集が格段にUpdate
以前のAdobeExpressの「ビデオ」は、動画というよりもスライド動画みたいな感じでした。個別にフォントを選んだり、細かくテキストのサイズを変更することも出来ませんでしたし、カラーや素材の位置を変えることも自由ではなく、準備されたものをちょっとだけカスタマイズできる感がいっぱいで正直使いづらかったのです。
ですが、新しくなったAdobeExpressはかなり自由度の高い動画編集が出来ます。
■レイヤーでテキストや画像、シェイプが表示されるタイミングを変更できる
「ここでこのテキストを表示したい」「ここでピクチャー・イン・ピクチャーで画像を表示したい」などレイヤーごとに指定できるようになりました。
■サイズや位置も自由に変えられる
テキスト、画像、シェイプ、動画など素材の位置とサイズはバウンディングボックスを操作することで直感的に自由に変更することができます。
■音楽もナレーションも入れることが出来る
デザイン素材の中に、動画やオーディオ素材も使えるようになりAdobeStock内から利用することができます。
■レイヤーごとにアニメーションも設定できる
以前は「テキスト」「画像」のどちらかにしか設定できなかったアニメーション。両方別々にアニメーションを設定できるようになり、開始・繰り返し・終了時に個別のアニメーションも指定できます。もちろんアニメーションの種類も増えました。
他にも細かくいろいろな設定が出来るようになり、動画編集ソフトがなくてもAdobeExpressだけでかなり自由にビデオを制作することが出来ると思います。
②Photoshop、Illustrator形式のファイルを編集できる
これぞAdobe製品ならでは。PSD、Aiといった形式のファイルをAdobeExpressで編集することが出来ます。ある程度個別のアプリで制作したクリエイティブをAdobeExpress上で編集すれば効率的で素早くコンテンツ制作できます。
③PDFを読み込んで編集できる
PDFファイルも読み込み・編集出来ます。ただテキスト要素など多いものだと多少編集しづらいものはありますが、PDFを少しだけ編集したいなどという時にはとても便利。
④画像の「背景を削除」の精度がUP!
今まで「これは背景削除がうまくいかないかも」と思ってしまうような画像でもかなりの精度で切り抜きしてくれます。細かいところを削除・復元するのはとても時間がかかるのでこの機能の精度がUPしたのはものすごく効率的でタイパ抜群!
⑤生成AIを活用できる
テキストから画像を生成するAdobe Fireflyが搭載され、ジェネレイティブAI画像を楽しむことが出来ます(商用利用不可)。また、テキストの装飾にもAIを利用することが出来るので、目を引くキャッチコピーやタイトルにはぴったり。IllustratorゃPhotoshopで時間をかけて制作することなく簡単にテキストに凝った装飾が出来ます。これが結構楽しい♪
他にも、制作するコンテンツのサイズがかなり増えたことや音声でキャラクターを動かす機能など、もちろんクイックアクションも、使ってみたいものがてんこ盛りで搭載されています。
隅から隅まで使ってみたいけど機能豊富すぎてまだ到達出来ていません!でもこれからどんどん楽しみながら使っていきたいと思います。
AdobeExpressは無料から利用することが可能。まずはAdobeIDを取得してさっそく体験してみてください!
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http://new.express.adobe.com/