見出し画像

とうとう60年生きたけど、なんだかなあ…-2-夏は生死に関わるサバイバル(上) 

一昨年から夏は生死に関わるサバイバルに変わってしまった。

理由
その1)ホルモンバランス崩れによる滝汗。もーぉ文字通りの滝汗!
その2)ダニ刺され!

2つに分けてみたけれど、諸悪の根源は、そう、ズバリ酷暑。夜も下がらない高気温と高湿度!これは気象現象というよりもはや拷問。
しかもこの高気温高多湿は一時的なものではないのだ。これを恐怖といわずしてなんと言おう。
子供の頃は猛暑日というのは「今日はなんだか、特別暑いねえ」と、のんびり言う程度のイレギュラーな現象だった。
日中汗だくになっても「おうちに帰ってカルピス飲〜もぉっ♡」などと、学校から帰った後カルピスを水道水(今じゃ浄水器ナシの水なんて考えられないが)で希釈して、水道水で作った氷を入れて飲む事を想像しただけでうっとりし、ウキウキしながら家に帰った。カルピス飲んでホッと一息ついた頃夕方になって陽が沈みさえすればそこそこ涼しくなった。夜は更に涼しくなって、明け方なんてちょいと寒かったりもして。涼しいと感じながら眠る夏の夜は天国だった。子供の頃から冷え性だった私は夏こそすべて!夏こそが生きている証!だった。

ところがどっこい、今や夏こそ危険、夏こそ私の天敵!と化している。あれほど愛した夏が敵になるなんて!!去年もクソ暑かったが元来エアコンが嫌いな私はとにかく使わなかった。苦手だからだ。だが滝汗になやみ、小学生以来のまさかの短パン生活を送るようになり、やっぱり循環器?と心配になり、自転車で10分とかからない病院に通ったが、なにしろ滝汗なもんで、毎回着替えを一式持って行きトイレでフルチェンジ必須だった。漢方なんかも試したけれど、結局原因がわからなかった。一体なにをどうすれば滝汗から脱出できるのだろうか?

昨年エアコンを使ったのは8月で、流石に高温高湿度の家の中はダニ天国になっているかも?と除湿目的で使ってみたのだが、思った程除湿できず、エアコンで感じる倦怠感の方が、暑さに耐えるより大変だったので、夏はかなり長かったけど3日間くらいしか使わなかった。
夜もアイスノンに似た何かと、首汗対策にタオルを巻き、扇風機があれば眠ることができた。

だが、今年は去年より早く辛くなってきた。6月下旬までは首巻きタオルと扇風機とアイスノンに似た何かで心地よく眠れていたのだが、7に月入ってからなぜか首がかゆい。首だけ汗ばんでいるのだ。タオルが汗を吸っていないのか?全く予想していなかったが、首に汗かぶれができていた。汗かぶれという言葉も今年初めて知りオイルタイプのかゆみ止めを使う事にしたのだが、どうも加齢によるお肌の水分油分の減少が原因のようだ。

ダニの恐怖の前に、滝汗の恐怖の前に、首のピンポイント汗かぶれだと?

おまけに、7月はじめというのに蒸し暑さによる寝苦しさで2時間寝て目が覚めてしまい水飲んで、本読んでまた2時間ウトウト、はい朝ですよ〜。という明らかな睡眠不足にまでなってしまった。

これでは酷暑を強いる夏の思う壺、熱中症になってしまうではないか。

そうなってなるものか!そういえば天気予報「睡眠中もエアコンを!」と
言っていたのを思い出す。日頃から使わないのに、睡眠中なんて平気平気!と根拠のない自信が招いた寝不足であった。
というわけで、泣く泣く午前中からエアコンのスイッチを入れた。


幸いにも、今年はエアコンによる倦怠感を感じないで住んでいるが、
これが3ヶ月位続くのかと思うと,電電電電電〜電気代は明らかな脅威だ。
もはや、夏の涼を求めて、お化け屋敷だの、ホラーだの言ってる場合じゃない。生活そのものがホラーになっている。


いいなと思ったら応援しよう!