NY出産記録
2022年秋にNY/Manhattanで第一子を出産しました。思い出の記録として、そして今後NYで出産する方のお役に立てばという想いで記録を残します。私の体験談なので専門的な内容ではありませんが、お役に立ちそうなアドバイスを含めて色々と書きましたのでご参考になればと思います。
※冷やかしの方は除き本当に情報を必要としている方のみに見ていただきたいと思い一部有料にしました。出産以降の流れもご興味があれば最後まで見ていただければと思います。
<私の出産の概要>
マンハッタン在住
30代前半、初産
日本から家族のヘルプなし(夫と二人で出産を乗り越える)
経膣分娩
無痛分娩
2泊3日で退院
お世話になった先生と出産した病院
NY市内で有名な日本人の産婦人科医といえばA先生とT先生。悩んだ末、オフィスがグランドセントラル駅付近で家から通いやすいA先生を選びお世話になりました。妊娠発覚後に電話で予約を取り初診をしてもらい(妊娠5W)、その後合計16回先生のオフィスで検診をしてもらいました。出産はA先生が提携しているLenox hill hospital (https://lenoxhill.northwell.edu)で計画分娩を行い、分娩の時に取り上げてくれたのもA先生でした。
妊婦検診と実施内容
妊婦検診はこんな感じで行いました。
早期妊娠検査薬を使ったので、妊娠が判明したのはかなり早いタイミングで妊娠3週5日でした。判明後すぐにA先生に電話で相談したところ、診察の時期が早すぎるとまだ胎嚢がエコーで見れないということだったので、5週のタイミングで初診に行きました。妊娠発覚は妊娠から出産までは合計で16回の検診を行い、最後の検診の日(予定日)に計画分娩を行うことを決めました。もともと無痛分娩を強く希望していて、できれば計画分娩もしたいと思っていたので希望通りでした。妊娠初期から8ヶ月までは月に1回のペースで検診があり、33週以降は2週間に1回、36週以降は週1回の検診でした。
<エコー診断>
エコーはあったりなかったりで、日本とは違い毎回の検診では実施してもらえません。特に妊娠後期は心音の確認しかしないので、エコーで顔が見えないのは結構寂しいものです。出産までに3回 Lenox hill hospital の専門家による3Dエコーの検診があり、これは1時間ほどかけてかなりじっくりと診断してもらえました。胎児のポジションが悪いと上手く見えないので、その場合はまた後日やり直しに。私は毎回胎児のポジションが悪くて出直すように言われて、何度もLenox hill に行くのが大変なのでドクターにお願いして(ゴネて)1時間後に再検査してもらいました。
<出生前診断>
14Wで出生前診断があり、保険適応外で500ドル程。日本と比べると格安でした。検査するかどうかの意思確認は特になく、受けるのが当たり前のような感じでした。後日先生から電話がきて、ダウン症リスクは低いとの説明を受けました。
<グルコース検査>
25Wでグルコース検査を実施。その前の検診の時にグルコース溶液(ファンタオレンジを激甘にしたような飲み物)を渡され、次回の検診の時はこの溶液を家で飲んでから45分後に病院に着くように言われました。そして飲んでから1時間後に採血してグルコースを測定しました。溶液を飲む前は特に食事制限はないけれど飲んだ後は水も含めて何も口にしてはいけないと言われました。私は空腹のまま飲んで血糖値が急上昇したら嫌なので軽く何か食べようと思い、低糖質のゆで卵を1つだけ食べました。結果はギリギリでパス。もしこれに引っかかると次回さらに厳しいテストがあり、食事制限や血糖値コントロールが必要になるらしいと聞きました。
<ワクチン>
臨月になるとインフルエンザワクチンを打つように推奨されました。産んだのが秋頃だったからだと思います。接種はA先生のオフィスではなく、かかりつけ医の所でした。コロナのブースターワクチンは特に推奨ではないものの、打っても問題ないということだったので私の判断で打つことに。こちらはWalgreensでオミクロン対応のショットを打ちました。
<COVIDテスト>
最後の検診の時に実施。これは私が今回計画分娩だったため。通常は陣痛が来て入院したタイミングで実施するらしいです。テストは私だけで、付き添いの夫は必要ないとのことでした。もしこれで陽性だったとしても計画分娩は行うし、コロナ陽性が理由による帝王切開はないとの説明もありました。結果は陰性だったので安心して出産に挑めました。
出産当日の流れ(無痛分娩の話)
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