Creality Ender3 X
はじめまして!今年度、すみっこちゃんと一緒にこちらの研究室に配属されたくろきです。
今年頭にやってきたこちらの3Dプリンタ、Creality Ender3 Xをレビューしていきます。
開封〜組み立て
説明書と部品、フィラメントやヘラ、サンプルデータ入りのSDカードなどが入っています。説明書と下記の記事や動画を参考に進めていきました。
私は最初軸を床と並行に組み立てられていなかったようで、次に行うレベリングが上手くいかずもう一度並行に組み立て直すという手間がかかってしまいました。
レベリング
こちらの動画を参考に進めました(組み立て方から解説してくれています)。
エクストルーダーをホームポジションまで動かし、それに合わせてヒートベッド下についている4箇所のネジを調節します。
動かす際にはヒートベッドを目玉クリップで固定します。このクリップが他の部品やエクストルーダー自体にぶつかってしまうことがあり、留める位置には注意が必要でした。
プリント
SDカードにはすぐに使えるgcodeのデータが入っているのでそちらをプリントしていきます。
Thingiverseのものや自分で作ったstlデータをプリントする際には、Ultimaker Curaというスライサーソフトを使用します。
プリントしたいstlファイルとプリンタ・フィラメントの種類を選択、充填率やラフトの有無などを設定します。次に右下のSliceボタンを押下すると予想プリント時間が表示されるので、スライスしたデータをSDカードに保存しておきます。
写真のようにつまみを押してフィラメントを通します。
メニューから"Print from TF"を選択し、出力するファイルを選びます。
ファイルを選ぶとノズルとヒートベッドが加熱され、その後プリントが始まります。今回のファイル(test-dog.gcode)は付属のフィラメントでは足りないので、新たに買ったシルクPLAで出力しました。つやつやです。
予想よりとっても綺麗に出力できました。Ender3にはガラスとプラスチックの2種類のベッド素材が付属しています。どちらも試しましたがガラス板では上手く定着しませんでした(写真右)。
結構時間がかかったので縮小するなり別のモデルをプリントするなりすればよかったなあ…
次、何プリントする?
Ender3の醍醐味はそのカスタマイズ性にあるようで、Thingiverseに拡張用のデータがたくさんあります。
ディスプレイカバー↓
様々なアップグレードパーツが紹介されています↓
おわりに
Ender3のいいところ
・参考サイトやパーツのデータがたくさんある
・大きめのモデルも出力できる(はず)
Ender3の惜しい!と思うところ
・カバーがないのでほこりが気になる
あまり3Dプリンタ経験値がないので良い点悪い点あまり思いつきませんでしたが、個人的には機能としての不満は見つかりませんでした。今後も仲良くしていきたいと思います!
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