インスタマガジンはPRに最適のツールだった!
インスタマガジンとは?
インスタグラムのカルーセル投稿(複数枚投稿)を活用し、雑誌のページをめくるようにフィードやストーリーズで読ませる文字入り投稿のことを、私たちは「インスタマガジン」と読んでいます。
少し前までは映える写真、おしゃれな写真を投稿する場だったインスタですが、最近は文字入り投稿がインスタでもかなり増えてきています。
私たち自身のアカウントもインスタマガジンにして運用していますが、たとえば企業アカウントやブランドアカウントなどもインスタマガジンにすることで、インスタがより良い顧客へのPRの場になるのではないかと感じているところです。
インスタをマガジン化する3つのメリット
ただの写真投稿ではなく、文字入りのインスタマガジンにすることのメリットとは? たくさんの理由があるのですが、私たちは主に下の3つがポイントになると考えています。
「保存」されやすくなる
ビジュアル訴求だけでは伝わりにくい情報をわかりやすく説明できる
色やデザインを固定化することで、インスタ上のブランドイメージが確立できる
この3点を順番に説明させてください。
1.「保存」されやすくなる
インスタと言えば「映え」る写真で「いいね」を集めるSNSでしたが、Meta(インスタグラムを運営する米企業)は現在、「保存」を重視するアルゴリズムに変化させています。
「いいね」を集めたいなら、素敵な写真を投稿するだけで良いのですが、「保存」となるとフォロワーに具体的に役立つ内容を投稿することがポイントになります。
素敵な商品写真を1枚投稿するよりも、その商品がフォロワーにどう役立つかという情報をきちんと文字で伝えて、複数投稿で楽しく読ませていくマガジン形式は、保存されやすい投稿スタイルです。
2.ビジュアル訴求だけでは伝わりにくい情報をわかりやすく説明できる
商品やサービスによっては、写真1枚ではその良さを伝えきれないということがあると思います。
たとえば、サステナビリティに関することであったり、生産者の思いであったり、技術力の高さであったり、効能であったりetc.
そういう写真1枚では伝わらない複雑な情報も、文字や図と一緒に紹介できるインスタマガジンであれば、フォロワーに正しく伝えることができます。
3.色やデザインを固定化することで、インスタ上のブランドイメージが確立できる
フォロワーに正しく商品やブランドの魅力を伝えるためには、インスタ上でもブランドイメージを整えることがポイントになります。
素敵な写真で伝えることはもちろんですが、ブランドのカラーパレットやフォントなどのデザインを統一することで、きちんとブランドイメージが確立できるように。
ファッション誌との親和性
私たちは、もともと女性ファッション誌の編集者出身で、雑誌を作ることを仕事にしてきました。
インスタの投稿では最大10枚の写真を一度にアップでき、横にスライドしますが、雑誌のページをめくるような感覚で読むことができます。あるとき、「インスタグラムの文字入りのカルーセル(複数枚)投稿は、まるで雑誌みたい!」だと思ったことで、自分たちのアカウントの見せ方をインスタマガジン化してみたのです。
実際に運用していく中で、ファッション誌との親和性をどんどん感じるようになりました。
たとえば、雑誌もインスタもマスメディアではなく、ターゲットを絞り込んだターゲットメディアであることも共通点だと言えます。
ターゲットとする属性の人を定め、その人たちに訴求できるコンテンツを制作し、コミュニケーションを繰り返すことは、私たちが女性誌で仕事にしてきたことにまさに重なっているように思っています。
このnoteのマガジン「インスタマガジン活用TIPS」では、そんなファッション雑誌メソッドで、インスタマガジンを活用していく、盛り上げていくちょっとしたTIPSを書いていきたいと思います。
インスタマガジンについてのご質問など
〈お砂糖ひとさじのinstagram〉
@osatouhitosaji
〈Mail〉
info@osatouhitosaji.com
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