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2023年のこと

お久しぶりです。オオタです。
毎年、一年の総括的なことを書いていたのだけど、2024年の1月1日はとても書ける雰囲気でなくなってしまい、そのままタイミングを逃し逃して半年過ぎてしまった。今さらだけども振り返ってみる。

毎年、なんとなく、今年の一曲かアルバム一枚を決めている。
2023年のアルバム一枚は、joanのsuperglue。

2023年の夏の暑さはコロナ禍で鈍った体にはキツかったけれど、このアルバムのおかげで体感マイナス2℃くらいの爽やかさで過ごせたような気がする。今年もすでに暑いので、また聞くだろう。

暑かった以外の2023年の細かな記憶があまりない。プライベートがバタバタしていたこと。久々に展示をしたこと。なんだかあまり描けなくなったこと。自分の中の優先順位が変わっていくことが不思議で、でもそれを理由に描けなくなっていくことは受け入れにくくて、いまだに消化できていない。

展示は思いのほか楽しんでもらえた手応えのようなものがあった。それでも、自分の中の細い細い糸口の先っぽを掴みかけたような、でも掴みきれないような。きっと、どんなにインターバルがあいても、描くことはやめないんだろう。でもそのインターバルは長いトンネルのようで、途方もなく感じる。光は見えているのに、あまりに小さ過ぎて逆に目を背けたくなる。

ともあれ、2024年は描くことを、自分の精神の安定とは切り離していけたらいいなと思う。この半年だけでも、新しい発見があったから、それを絵と言葉にして残しておきたい。

新しい絵具を買ってしまいます。