Raspberry Pi 4 Model B 8GBを有線接続でIPアドレスの固定をした。
スイッチングハブ1台とルーター2台を用いてIPv4 over IPv6とIPv4 PPPoEで接続が行えるようにしています。
IPv4 over IPv6のルーターにPCとRaspberry Piを接続してSSHで作業を行いました。気が変わったのでIPv4 PPPoEのルーターに接続すると、IPアドレスがDHCPサーバーの兼ね合いで自動的に振り分けられてしまいました。これはIPv4 over IPv6のルーターでも同じことです。
Raspberry PiはIPv4 PPPoEのルーターで羽を広げていく方針を定めたこともあり、IPを固定することにします。
GUIでも固定は可能です。今回はCUIで固定することにします。
IPアドレスを固定する為に静的IPアドレスで構成する方法が載っていました。/etc/dhcpcd.confにも例として有線での記述もありました。
pi@raspberrypi4mb8gb:~ $ sudo nano /etc/dhcpcd.conf
# Example static IP configuration:
#interface eth0
#static ip_address=192.168.0.10/24
#static ip6_address=fd51:42f8:caae:d92e::ff/64
#static routers=192.168.0.1
#static domain_name_servers=192.168.0.1 8.8.8.8 fd51:42f8:caae:d92e::1
IPv4 PPPoEのルーターにログインして確認すると、IPアドレスが192.168.1.1。開始IPアドレスが192.168.1.100。サブネットマスクが255.255.255.0(/24)。最大DHCP割り当てアドレスが50個でした。192.168.1.255はブロードキャストアドレスなので割り当てられません。従って、これらの情報を元にRaspberry Pi 4のIPアドレスを192.168.1.254に固定することにします。
interface eth0
static ip_address=192.168.1.254/24
static routers=192.168.1.1
static domain_name_servers=192.168.1.1
pi@raspberrypi4mb8gb:~ $ sudo reboot
再起動です。
IPアドレスが固定されたかの確認はifconfigコマンドでも構いません。192.168.1.254がRaspberry Pi 4 Model B 8GBに固定されました。めでたしめでたし!
IPアドレスを固定したことにより、ルーターでポート開放が行えるようになりました。例えば、Webサーバーとして外部からのアクセスを許可する際には80番と443ポートが必要なのでこれで開けることができます。
ローカルとしてはSSHやVNC接続がやり易くなる。この為に行う方が多いかと考えます。
noteは1バイト文字や2バイト文字を多用すると表示が崩れるようです。コードも表示が崩れたりします。痒い所に手が届くようになるといいな……
お好みでどうぞ。CUIでもGUIでも。