OW2 - フランカーをそれっぽく使うために
おつかれさまです。
おさしみです。
いつも重たい記事ばかり書いているので、たまにはライトに書きます。
ライトな記事にするために内容もいつもより局所的な部分にスポットを当てて書いていこうと思います。
今回はフランカーについて。
ゲンジやトレーサーなど、機動力を活かして敵を翻弄する DPS たちの総称ですね。
機敏にキャラを動かしながら敵を圧倒するその姿に心奪われ、その難易度の高さに心折られた方は少なくないでしょう。
自分もその一人です。
一方で、敵のロングレンジヒーローが猛威を振るっているときには、苦手だろうとピックしなくてはならないシチュエーションも増えます。
そんな難しくもかっこいい、そして強力なフランカーをそれっぽく使うための記事です。
注意:
自分はフランカー全然上手くないので、あくまで「それっぽく使う」記事です。
ガチでうまくなりたい人には参考にならないと思います。
フランカーの仕事
フランカーの仕事ってなんでしょう?
フランカーの強みから考えてみましょう。
機動力・生存力が高い
瞬間火力が高い
この2つが真っ先に上がりますね。
これらを活かすとなると。
奇襲によるアサシン。
味方とフォーカスを合わせたバースト火力。
敵のヘイトを買う疑似タンクとしての動き。
これらが挙げられます。
アサシン
これはまっさきに思い浮かぶでしょう。
敵の側面、背後にとびこみサポートを倒して逃げていく。
そんなフランカーを幾度となく見たことでしょう。
その光景が印象的すぎるので勘違いしがちですが、あくまでそれはフランカーの仕事の一つに過ぎません。
いつもそれをやらなくてはならない、ということではありません。
これを頭に入れてください。
よくあるフランカーをやる際の勘違いですが
「常に火力を出して影響力を出さなくてはいけない」
というわけではありません。
後述しますが、「アサシンされる可能性がある」と相手に警戒させるだけでも仕事をしているのです。
無理にアサシンを狙い続けて、デスがかさんでしまうのは良くないことです。
バースト火力
瞬間火力の高さはフランカーの売りです。
こちらもよくある勘違いですが、
「フランカーはタンクを狙ってはいけない」
ということはありません。
大事なのはいつどこに火力を集めると効果的なのか、です。
タンクに火力を集めても効果的でないシーンが多いだけで、絶対的なタブーではありません。
タンクというのはチームメイトから一番狙いやすい位置にいることが多いです。
そこにフランカーが火力を出すということは、チームの半分以上の火力を敵のタンクに集められるチャンスということです。
タンクを少しでも触ったことがある方はわかると思いますが、タンクというのは集中して狙われた際に非常に脆く、油断するとあっけなくダウンしてしまいます。
そういった機会を一度でも作り出せれば、敵のタンクの動きは硬くなり、敵のサポートもタンクを死なせないようにリソースを多めに割くようになります。
すると、敵のバックラインへのアサシンが刺さるようになり、先に述べた仕事の 1 つめが成功しやすくなるということですね。
疑似タンク
さて、最後です。
これが一番馴染みがないかも知れませんね。
これまでの話を考慮すると、敵にフランカーがいるとそちらに注意を割かなくてはいけませんよね?
放っておくとちょろちょろと動き回って火力を出されるので、対処せざるを得ません。
逆にフランカーからすると、自分にヘイトが向いている分、味方のタンクやもう一人の DPS が自由に動けるということです。
極端な話、トレーサーを倒すためにバスティオンがタンクモードになってしまえば、タンクはバスティオンの火力に怯える必要がなくなります。
将棋でいうと、敵の角の動きを警戒して王を取られないように取られないように、と対処していたらいつのまにか飛車を失う、みたいな状況です。わかりづらいか。
また、オブジェクトに絡むこともできます。
機動力の低いタンクの代わりにエリアやペイロードに触ることで、敵が対処に来ます。そのタイミングで機動力を活かして敵から逃げると、ローリスクで敵の陣形を崩すことができます。
「フランカーに対処しないといけない」と相手に思わせることで、敵の判断を迷わせたり送らせたりし、チャンスを作り出すことができます。
ここで、先の「常になにかしなくてはいけない」という考えがあると無駄に被弾、デスしてしまい逆に敵がフランカーに警戒しなくていい時間、が長くなってしまいます。
重要なのは「いつでも奇襲できる状態で、奇襲できる位置を保ち続けること」です。
敵の油断や隙を見逃さない、ということですね。
逆にいえば、その状況を保つことができていれば、生きているだけで偉い、とさえ言えます。
大事なこと
G
さぁ、お仕事を確認したので大事なことをまとめます。
フランカーというのは ゴキブリ G と同じです。
最低な例えですね。
ただ、考えてみてください。
部屋に G が出ました。考えたくないですががんばってください。
どうにかしばかなくては、と思いますよね。
そこで悲惨なことに G を取り逃がしてしまいました。
どうでしょう?
「いつ再び現れるか」「くつろぎタイムにでてくるかもしれない」と気が気じゃないですよね。
仮にうまく倒したとしても、「また別の個体が現れるかも」と警戒心を高めざるを得ないですよね。
仮にその後 G が出なくても、常に心がもやもやし続け、ドアを開けたり靴を履いたりするときにいちいち心構えと確認が必要になります。
フランカーも同じです。
「一度アサシンされたからまたされるかも」「さっきタンクが狙われて溶かされたから、ちゃんと見ておかなきゃ」「さっきは後ろからきたな」「今度は横から来るかも?」
と敵は常に警戒をしなくてはなりません。
この時点でフランカーとしては 5 割の仕事を果たしていると思ってください。
敵に存在感を示す、というのが重要なポイントです。
残りの 5 割を達成するために
よくあるミスが、残りの 5 割に関わってきます。
「敵に警戒されてうまく動けない」となっている人をよく見ます。
そりゃそうです。
G 対策で G ホイホイや、ブラックキャップをバンバンおいて、バルサンを炊いているところに G であるあなたは突っ込んでいっているのですから。
G の心を宿してください。バルサン中、あなたならどうしますか?
一旦、バルサンが終わるまで逃げますよね?
それでいいんです。
人間の警戒が高いうちはセーフティに動くよう心がけるのです。
そして、G ホイホイの粘着力やブラックキャップの効果が落ちたときにまたしかけてみましょう。
言わんとすることはわかりますね?
メリハリが大事、ということです。
常に火力をバリバリ出して突っ込むのではなく、積極的なとき、消極的なときを上手く分散させましょう。
消極的なとき、をどのようにして過ごすのか、というのは人それぞれ、その時々によるものになってしまいます。
「敵が G の存在をギリギリ忘れないくらいの存在感」を目安として動くことができればいいと思います。
また、別のアプローチもあります。
バックラインを狙うと敵の意識がバックラインに行く。その時にフロントラインを狙うと、敵の意識がフロントラインに移行する。
というように、狙う位置にメリハリを付けていくのもいいですね。
ワンパターンにならない、という言い方でもいいのかもしれません。
「メリハリ」はフランカーを触る上で非常に大事なことです。
締め
ポイントまとめ
さて、ポイントまとめて終わりの文章書いて締めましょう。
これくらいの雑さでいかないといつものくどい文章が大量発生します。
バックライン狙いが絶対じゃない、ワンパターンにならないように。
警戒されていることを理解して動こう、G を心に。
あなたはタンク。味方が動けているならそれはあなたのおかげ。かも。
今回の記事のまとめはこんなものですかね。
上手くいかないなー、困ったなーと思ったら思い出してみてください。
おわりに
元も子もないことをいうと、フランカーは立ち回りも重要ですが、エイム力の要求値も非常に高いです。
高い影響力を出したいのであればエイム力の強化は避けては通れません。
一方で、今回の記事のようなことを意識することで、エイム力のない自分のようなプレイヤーでもそれなりに影響力をだすことができます。
それもまたフランカーの面白いところ。
ウィドウやキャスディのようなエイム力ですべてを片付けれられない分、立ち回りで補うことができる、という見方もできます。
冒頭で書いた通り、OW プレイヤーの憧れが詰まったフランカーヒーローたちを使いこなし、あなたの OW ライフを彩ってみてください。
お付き合いいただきありがとうございました。
どうにかそこそこ短くなりました。
おつかれさまでした。
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