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OW2 - ポーク構成がやばい

駄文


お久しぶりです。
おさしみです。
しばらく内容がないのでお急ぎの方は本文まで飛んでください。
(約 4,000 字)

いつもだらだら長文を書くので覚悟がいるのですが、短く書く練習を兼ねて簡潔な感じにしていこうかと。
その方が読みやすいし、自分もモチベが保ちやすいかなと。
では、本題導入。

OW2 Season 6 が始まって 1 月経ったような気がしないでもないです。
新サポートヒーロー「イラリー」もいよいよランクに参戦。
上位帯で猛威を振るっているそうですね。
Contenders でもイラリー実装パッチで試合が行われ、大活躍。
当然、イラリーを中心とした構成が組まれているのですが、今回はその構成について掘り下げていきたいと思います。


本文

結論からいうと、今のメタはイラリーを中心としたポーク構成となります。
Contenders では昨シーズンまでかなりいろいろな構成が出ていましたが、イラリー実装後はポークミラー一択になってしまい、かなり味気なく。
(ライバル実装に際するナーフの影響か、研究が進んだのか、直近の Contenders ではまた多様性が出始めました)
構成の概要から、なぜミラーに落ち着くのかについて説明します。

構成概要

構成員は以下の通り。

  • TANK : オリーサ

  • DAMAGE: ソルジャー・ソジョーン・アッシュ・ウィドウ・トールビョーン・バスティオン

  • SUP : イラリー・バティスト

遠距離正義というメッセージがひしひしと伝わってきますね。
各ロールについて少し深堀。
各ロールの強みや役割をまとめていきましょう。

TANK

オリーサの強い点は以下です。

  • 大体のタンクに対して強く出ることができる。

  • 耐久力が高い。

  • ウルトが強い。

以上のことからこの構成の中でのオリーサの仕事は以下です。

  • 耐久力を生かしたオブジェクト関与。

  • ノックバックアビリティ、弾幕による前線維持。

本来オリーサは遠距離攻撃に弱いため、ポーク構成に組み込むにはミスマッチな感じがします。
しかし、囲まれても簡単には落ちないタフさ、アビリティと弾幕による前線維持能力で味方のレンジヒーローの戦闘エリアを確保します。
前線の押し込みが強力なラッシュ構成を押し返し、陣形を破壊してくるダイブ構成のバーストダメージを耐え抜くことができます。
耐えてる間に味方のレンジヒーローは落ち着いて火力を出すことができます。

バックラインを崩せないからと、フロントからつぶそうとしてくる敵の戦略にも対応でき、ヒーロー変更なく様々な状況に対処できます。
こういった汎用性の高さも競技シーンで評価されているのかもしれません。

DAMAGE

ポーク構成におけるダメージには当然、遠距離によるダメージディールと DPS の高さが求められます。
基本的には前述の中からソジョーン or ソルジャーが選ばれ、もう一枠にはなんとトールビョーンが選ばれます。意外。
さらに、敵の構成やマップに合わせて、長射程が生きるマップではアッシュ・ウィドウ、逆に交戦距離が短いマップではバスティオンが採用されます。

先のタンクの話と同じく、汎用性というのが非常に大事になります。
ダイブが来ても耐えられる生存力や機動力。
ラッシュを抑え込める正面火力。
これらを持ち合わせたダメージヒーローが選出されています。

かつてポーク構成の看板ともいえたハンゾーは直近のナーフによるワンショット力の低下と、対応力のなさを加味してなのか、見る影もありません。代わりになんとタレ爺ことトールビョーンが大抜擢。

直近のアップデートで連射力が上がり、DPS も期待値もアップしたことが大きそうですね
空間制圧系のウルトとしてはハンゾーと似たような効果が期待できますし、ハンゾーより速いペースで高火力の距離減衰のない弾幕を張れます。
E のオーバーロードで生存力と機動力を高められるうえに、ショットガンで接近戦も強い。
タレットを置いておけば射線を増やす上に正面火力の足しになります。
言葉だけで見ると強そうですね。
癖のあるキャラなので練習は必要ですが、今やポーク構成の新しい顔となりました。

SUPPORT

サポートの主な仕事といえば味方のヒールによるエリアの維持になります。
前線を張ってるタンクを支え、サイドを広げるダメージを補助します。
イラリーのタレットは調和のオーブをずっとつけたままにするような効果があり、独立して射線を広げるヒーローの大きな支えになります。
ソジョーンにはソルジャーのようなヒールスキルはありませんが、時間無制限のヒールアビリティがあれば鬼に金棒なのは言うまでもありませんね。

敵がダイブで狙ってきてもバティストとイラリーの高い瞬間回復量と安定的なヒールの供給、イモータリティーフィールドによる延命などを駆使して捌きます。
ラッシュで襲い掛かってきても軽々とジャンプで回避していきます。

おまけに火力が出るこの組み合わせ、アナやキリコといったヒール量の多いメジャーなサポートヒーローはダメージを出す時間とヒールをする時間がトレードオフになります。
ヒールをしている間はダメージが出せませんし、その逆もまたしかり。
しかし、バティストやイラリー、ゼニヤッタやルシオ、ブリギッテはヒールの時間もダメージを出し続けることができます。加えてヒール量が多いのがこの二体なのです。

イラリーのパイロンが壊された後も、バティストのヒール量でつなぐことができるのもシナジー要素ですね。

サポが出していいダメージ量じゃない(かなり押してたのでヒールは控えめ)
こいつもこいつでちゃんとダメージが出るし、ヒールもできる。

強いぞイラリーポーク構成

さて、ヒーローの特徴を確認したので、この構成の強さをまとめていきましょう。

高い汎用性

まずは圧倒的な汎用性の高さです。
各ヒーローの対応力が非常に高く、ウルトも強力です。
敵の様々な構成に太刀打ちができ、不利な状況を覆すワンピック力や打開力も持ち合わせています。
何かをカウンターしようとするとほかのヒーローに逆にカウンターされる、といったジレンマが発生しやすいのが競技シーンでよく採用される構成の特徴です。
野良ランクだと、頻繁にヒーロー構成を変更してウルトアドバンテージがなくなる、といった沼にはまっていくことも散見されます。

ダメージディールで差をつける

ヒーローがダウンするときはどんな時でしょう。
HP を上回るダメージを受けた時です。
この状況は長期的に見ても短期的に見ても同じです。
一瞬の間に複数キャラからダメージをもらってダウンしてしまうこと。
サポートのヒール量が相手のダメージ量に追いつかずに差分でダウンしてしまうこと。
このどちらのケースもつくりだすことができるのがこの構成です。
各々が長射程からダメージを入れてくるので運悪くかみ合うとあっけなく 200 HP のヒーローは落ちます。
また、そういったワンピックを恐れてチームでグループすると次は正面火力の高さで前線が押されていきます。

サポートが積極的に攻撃参加することで、敵のヒールを追いつかなくさせることができます。
かといって、味方のヒールがおろそかなわけではないのがこの構成の恐ろしいところですね。

対処法:ミラー

本来のポーク構成の弱点は個々ののもろさにありました。
敵の接近を許せば戦闘力は一気に落ち、そういったリスクを恐れると積極的に火力を出すことができませんでした。
また、射線を切ることで対処ができるため、マップによっては機能しづらい構成でした。

しかし、サポートが攻撃参加するようになったため、最大で 5 つの射線が発生しそれらすべてを把握して対処するのは非常に困難に。
どれか一つをつぶしに行っても個々の生存力が高いうえに、イラリーのパイロンやバティストのイモータリティーフィールドも相まって相当な時間を稼がれてしまいます。その間に他の敵に撃たれ続け、体力差が大きく開いていきます。
ふと気を抜くと長射程のフォーカスをもらいワンピックを取られ、時間を浪するというストレス要因も持ち合わせています。

こういったことからイラリー採用ポーク構成に対抗するにはイラリー採用ポーク構成にするしかない、となったわけです。

不毛な AIM Battle

この構成のよくないところは、多くの場合お互いの AIM 力バトルになることです。
かつて、OW1 でもあった、ウィドウハンゾーの 2 sniper メタ。
ウィドウがワンピックとったチームがウェーブを勝つ。
ウィドウの強い方が勝つ、という悪しきメタがありました。

今回のメタで言えば、100% AIM バトルではなく、長射程でフォーカスを合わせる力や、個々の対応力なども重要になってくるのでまだまし、というのが個人的な感想。

ただ、長距離ワンピックというのはいつどこで誰にやられても気分悪いのは確かですね。ハンゾーが一生嫌われているのはそういうわけですし。
このメタが嫌いな人も多いでしょうし、AIM ではなく立ち回りで差をつけていけるのが OW のいいとこでもあります。
フランカーヒーローが好きな人なんかは、イラリートールビョーンのせいでセミのようにひっくり返っていることでしょう。

個人的には早くこのメタが終わらないかなー、Contenders からメタがどんどん輸入されてないかなーと切に願っています。

まとめ

高い対応力を持ったヒーローたちで敵の攻撃を捌きつつ、数字の暴力で敵を蹂躙していく極悪構成。
個人的には AIM 解決できるシーンが多くなって助かるには助かるのですが、面白さとはまた別ですね。

Contenders を見ていると、シンメトラで対応していたり、ダイブを洗練していたりで対応していたので、もう少し練度が低くてもなんとかなるアンサーが出ると嬉しいですね。
メタのじゃんけんが個人的には好きです。

以上、 4,000 字、おつきあいありがとうございました。
結局長くなりましたね。
また、なんか書いていきます。
では。

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