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べランピング道その13:ルーフバルコニーに強風に耐えるタープ(オーニング)を格安、工事無しでとりつけたお③

べランピングでタープを取り付ける為に、手すりに頑丈な支柱を固定したい!

そういえば、このような日差しを遮る布のことをタープと言ったり、オーニングと言ったり、シェードと言ったり、いろいろな呼び名がありますね。多分それぞれ微妙に用途や意味が異なるのでしょうが、このnoteではタープに統一しようと思います。

さて、外壁側(部屋のほう)の上部に固定したタープを、ベランダの手すりに固定するのはロープを使えばよいわけで。特に難しいことはなく、これにてタープ取り付け準備終了!と鳴るのです。が、手すりは130センチの高さしかない為に、この高さにタープを固定するとルーフバルコニーの「屋根」がとっても低くなってしまい、背を伸ばして歩くことが出来なくなってしまいます。そこで、支柱を立てて最低でも180センチの高さでタープを固定したいと考えました。さてさて、そんな高さが有って、強風にも耐えてタープを支えられる支柱は無いだろうかと、ホームセンターをうろうろ歩き回りました。

まず目に入ってきたのが、物干し竿です。物干し竿はステンレス製のものが1番頑丈そうでしたが、手にとってみると「しなり」があって、グニャグニャとタープが受ける強風に耐えられるものではなさそうでした。(まあ目的外用途なのですが)

いろいろマニアックな現場仕事で活躍するものが並ぶ金物売り場で、なにか支柱になるものはないかなー、と歩いていると、

ありました!

パナソニック製の電線管25ミリ!なんと1000円以下!

いわゆる鉄パイプですが、とてもキレイにメッキされています。25ミリで2メートルあります。無加工でそのまま使える!強度も充分、武器としても大活躍しそうな強度です。

支柱がの形状とサイズが決まれば、金具の形状、サイズも決められます。
円形の25ミリパイプを固定するUボルト一式、そして手で締められるように蝶ナットを購入しました。

Uボルトはパイプとのサイズ合わせの為、2種購入し大きな方を使用

ベランダ手すりに固定する際に、ウレタン等クッション材を使うと手すりにキズが付きにくくなるのと同時に、締め付けが安定してガタガタしなくなります。
ホームセンターに24ミリ径の円形ウレタンがありましたのでそれを購入し、パイプ(25ミリ電線管)をはめ込みます。

24ミリ径ウレタンを25ミリ電線管にはめるとピッタリ!

てすりにUネジ金具を上下2箇所に仮止めして、上からウレタンを取り付けた電線管を差し込みます。Uネジ金具とほぼ同径なので、回転させながらウレタンが破れないように丁寧にはめ込みます。
ウレタンはUネジ金具と、てすりの両方に当たるよう調整し、位置が決まったら蝶ナットを左右均等に少しずつ絞めていきます。

Uネジ金具でパイプを手すりに固定。ウレタンの位置が大事。
蝶ナットは左右バランスよく少しずつ締めるのがコツ
ウレタンを調整して限界まで締め上げ固定します

上部もウレタンが金具と手すりの両方に当たるよう位置を調整し、蝶ナットをバランスよく締め付けます。ウレタンがダンパーになるので、限界の限界まで締め上げます。
固定具合を試す為に、手でかなり強く上下左右に何回も引っ張ってみました。ガタつき、緩む気配は無く、頑丈そのものです。これならある程度の強風でも支柱が倒れたり抜けたりすることは無いと思います。
(それでも強風は恐ろしいもの。すごいパワーなのでタープ張りっぱなしにはしません)

さらにタープを固定する部分として、立管バンドを使います。バンドと電線管の間には、100均ショップの自動車用品にある、すべりどめゴム板を長方形に切り取ってパッキンとして使用。蝶ナットで締め上げることでフック部分が出来ました。

これでタープを固定する金具と支柱が出来上がりました。

いよいよべランピングの真打、タープの出番です。タープが強風でも飛んで行かないように、こちらも強風対策を施します。

つづく

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