お酒のお話

今回はサッカーにからんではいますが、お酒の話なので、未成年の方は将来こんな楽しみ方もあるんだなくらいに思っていただければ…。


自分は遠地のアウェイに行った時は宿泊を伴うことが多々あります。

栃木から見た場合、福岡とか札幌(は今はJ1ですが)なんかは日帰りでも行こうと思えば行けなくはないですが(実際日帰りで遠征されてるサポ仲間もおります)、自分は宿泊して余裕を持って応援することにしてます。

個人的には片道500キロを越す場合は飛行機&宿泊と決めてます。500キロ未満の場合は車で遠征して、泊まるかどうかはその時に応じて判断してますが…。

宿泊すれば当然時間的にも余裕が生まれますので現地を観光したりなんかして、旅行気分でアウェイ遠征を楽しんでるわけですけど、試合の前泊の場合は必勝祈願、後泊の場合は祝勝会(本意ではないけどたまに反省会)と称して現地の居酒屋さんなんかで遠征してるサポ仲間と連絡取り合って共に飲むこともあります(飲んでばっかですけどね)。

で、やはり現地のものを食するわけです。せっかく来たんだもの、その土地のものを頂きたいですよね。

北陸なんかは海の幸が無茶苦茶うまい。福岡なんかは食の街と言っても過言じゃないくらい、いろんなものが美味しい。ちなみに福岡はお刺身についてくる醤油が甘くて初めての時はびっくりしました。

鳥取も海の幸美味しかったなぁ。中古自動車屋さんでミシュランに乗った有名なラーメン屋さんはまだ行けてないんですが、何故かその店主とお友達だったりしますw一緒に飲んだこともありますよ。あの方も熱い鳥取サポーターです。

で、そんな現地のものに合うのがやはり現地の地酒。

以前、栃木県の杜氏をされてる友人と一緒にお酒を飲む機会があったのですが、例えば北陸の海の幸(ホタルイカとか)がある時には北陸のお酒を合わせる。漬物のいぶりがっこがある時には秋田のお酒を合わせる。そんな飲み方をしたんです。

やはり長年の歴史というか、地酒ってすごいなと感じたのは、地酒というのはその土地でその土地の食べ物に合わせて進化していったわけじゃないですか。その土地の例えば水や土や空気、そして造る人。そういうものがその土地の食材とお酒を合わせてくれるんです。その土地の食べ物とその土地の地酒が無茶苦茶合うんです。

そして驚いたことに、どちらの良さも引き出すんです。お酒がおつまみの旨さを引き出し、それと共におつまみによってお酒の旨みも引き出す。

なるほど、料理に日本酒を使う意味がわかります。お酒って素材の苦みや臭みを消して、素材の良さを引き出す効果があるんですね。

だからアウェイ遠征でお酒をいただく時はなるべく現地の地酒を頂くことにしてます。

その土地土地で長年頑張ってらっしゃる地酒っていうのは、みんな大変な努力をしてちゃんとした仕事をしてるわけですよね。当たり前ですがいい加減な仕事してたら長年愛されることもないわけで。だからそんなお酒がまずいわけがない。

実際どこにいっても現地の地酒頂いてますけど、まずいと思ったことは一度もないです。有名なとこよりもむしろ小さな蔵の方が地域密着っていうかな。現地の食べ物に非常にあってる気がします。食材とお酒とどちらの良さも引き出す感じで。

大分では関アジや関サバと地酒頂きましたけど、関サバってびっくりするくらいうまかったです。でもそれはやはり現地の地酒があったからかなと。

まずはこのコロナ禍をなんとかしなきゃいけないわけですけど、コロナ禍が収まったら、是非みなさんも現地のお酒と現地の美味しいものを頂くアウェイ遠征なんてのも楽しんでみてはいかがでしょうか。

新潟も日帰りで行ける距離ですけど、有名な枝豆と厚揚げと共に頂く新潟の地酒ってのはお酒好きにはたまらない合わせ方です。あれ本当うまかったなー。

翌日バスセンターのカレーもしくはみかづきのイタリアンを楽しむのもありですしね。新潟も宿泊して観光するのも楽しいです。

因みにですが、栃木の宇都宮近辺の地酒。色々ありますけど、宇都宮餃子に合うんですよ。ビールと相性のいい餃子ですけど、例えばみんみんや正嗣なんかでよくあるタイプの水餃子をちゅるんと食して宇都宮の地酒を頂くとやはり無茶苦茶合います。これは一度試して頂きたい。水餃子は酢コショウに合わせるのが個人的にはおすすめですけど、柚子胡椒とか塩で頂いて地酒をくいっとやるのもいいです。


まあ、それにしても、何度も言いますけどそれもやはりコロナなんとかしなきゃですね。収まってくれないとアウェイ遠征自体安心して行くこともできせん。

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