グリスタに行かなかった理由

2021シーズンの開幕の予定が発表されました。栃木SCのトップチーム始動も来週からと、いよいよ今シーズンがはじまる感じがしてきました。

シーズンがはじまる前に昨年、自分がグリスタに行かなかった理由をちょっと書いておきたいと思います。


去年のある時期からグリスタ行くのを中止してました。まあ、コロナ禍のせいではあるのですが、自分が感染したくないという気持ちも勿論ありましたし、自分が感染していた場合に、仲間に移したくないという気持ちの両方の気持ちもありました。

だけど、それ以上に思っていたのは、「万が一自分が新型コロナに感染した場合、それがグリスタじゃなかったとしても、クラブやサポーター仲間のみんなに迷惑をかけてしまう」ということを一番に考え、グリスタに行くのをしばらく封じてました。

どういうことかと言いますと、自分は自他共に認める栃木SCサポーターです。それは例えば職場の方々や友人や家族。とにかく自分の周りの人々はすべからく、自分が栃木SCサポーターだと知っています。

仮に自分がどこかのお店などで新型コロナウィルスに感染したとします。PCR検査を行い、陽性反応が出、当然仕事もしばらく休んで入院(できればいいですけど、医療崩壊の危機ですから自宅待機になるかもしれません)する事になります。

そうなった時に自分の周りの多くの人は「ほらやっぱり栃木SC観に行ってるから」となるのは目に見えてます。「あの人栃木SC好きでアウェイであちこち出かけてるからねぇ」と。

実際、この感染症が話題になった昨年初めの頃、職場でもよく言われました。「あなたサッカーであちこち行ってるけど、大丈夫なの?」って。

そう言われて正直戸惑いましたけど、そう思うのも至極当然だと思います。自分が逆の立場なら似たように感じると思います。サッカー観戦は人が集まるイベントですし、毎試合アウェイも含めて通ってる人であれば、確率的にもそういう場所で感染したに違いないだろうなと。

グリスタも含め、殆どのスタジアムで対策取ってる事なんてサッカーに興味ない人にはわかりませんからね。

だから、しばらくスタジアムに行くのはやめようと。自分1人のせいでクラブや選手、スタッフ、サポーター仲間のみんなに迷惑をかけることになる。

「ほら、やっぱりサッカーなんか観に行ってるから…」と言われてしまう。サッカー関係なかったとしてもね。


勿論いろんな考え方があります。クラブの為を思うならむしろきちんと対策をとった上でスタジアムに行くべきという考えもあるし、自分もシーズン後半にはそう考え方を変えて何試合かは行きました。新しいカンセキスタジアムでの試合も観戦しましたし、今シーズンもきちんと対策をとった上で観戦しようとは思ってます。

今は緊急事態宣言出されましたから今のタイミングでは難しいでしょうけど、開幕までに落ち着いてくれれば、きちんと対策した上で観戦したいなと今は思ってますよ。


ただね。サポーターっていうのはそのクラブを背負うということは肝に銘じて欲しいなと思うんです。

自分に何か起これば、「栃木SCサポーターの人が…」と言われてしまう。

よく、「どう応援しようが自由」「応援の仕方は様々」と言います。自分もかつてブログで何度もそう伝えてきました。地位も立場も観戦歴も観戦場所も関係ない。みんな同じ仲間だってね。

応援の仕方は確かに自由です。ただ、応援をするからには相応の言動が求められるということはシーズンはじまる前によく考えて欲しいと思います。

栃木SCを応援するということは栃木SCを背負うということ。馬鹿な言動をすれば、サポーターも含めてチーム全体が馬鹿だと思われてしまう。

SNSやブログ等で好き勝手書くのも自由ですが、「栃木SCサポーターの…」という枕詞があなた自身について回るということは常に意識しておかなからばいけないと思います。

そして、自分自身もそれを肝に銘じて行動していかなければと、シーズン開始前に気持ちを改めている所です。


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