タイ旅行記🇹🇭②CHANG PUAK CAMP
タイ旅行記🇹🇭2です!
先日1週間弱行ってきた目的は以下の3つ
1番の目的はダスキールトンに会うこと。
2番目はきっと近頃無くなる生き物を扱う施設に行くこと。
3番目は生き物を「飼う」「買う」現場を見ること。
今回は2番目の動物施設について。。。
あまり気持ちの良い記事ではないかもしれません。
私が純粋に思った事をつらつら綴りますが、悪しからず。。
CHANG PUAK CAMP
タイといえば!ということができる観光施設です。
客層は観光客がほとんどで、お値段も観光価格。
この施設でできることは以下になります。
・ゾウライド
・トラ/ホワイトタイガー/ライガーに触る
・首長族(カレン族)と撮影
・実弾射撃体験
・トラクターみたいなのに乗るやつ
などなど。。
前はワニや象、猿のショーもあったみたいです。
ぱっと見広い敷地でメインゲートにいた象以外は
どんな雰囲気なのかもわからないのでとりあえず
ゾウ・ライガー・実弾発砲・カヤン族撮影を体験しました。
マジで高かった!!!!!
5500バーツ(日本円で24300円)
値上げはコロナにより露骨になっているみたいです。
とにかく人を入れなくちゃ生活が。。という意識が強い感じがしました。
ゾウライド
タイといえば、、!って感じですよね。
15分くらい陸地と水の中を歩く象の上にすわって進みます。
象使いがやたらと鋭利な棒を持っていてめちゃくちゃヒヤヒヤしましたが
後々調べるとツボを押して安定させるものと書かれていました。
この棒がかわいそう、虐待だと思う人も多くいると思います。
そう見えるくらいの凶器のような見た目で、
人なら普通に死んでしまう感じの棒です。
でも動物って私たち人間より遥かに力が強くて彼らからしたら
あんなの武器でもなんでもないのでは。。とも私は思う。。
象によって潰された村はたくさんあるし、象が牙を向けたら人は死ぬことを象使いが知らないはずがないだろう。。
象とある程度の関係値がない人間が象使いにはなれないし、時間を共にして
合図を送り合っているようにも見えた。。
象の気持ちはわからないけどね。。
少なくとも他国から数日だけ来ているお尋ね者がとやかく言うには難しいと感じました。
ここで働く彼らは、象使いという文化がありそこで雇われて生計をたてて生きていると思うと、
SNSが発達した今、少しの言動でその人の生活が消えてもおかしくない世の中で真意のわからないことを騒ぎ立てるのはあまりにも全員不幸まっしぐら。
この施設がなくなったら象たちはどうなるのか。働く人の生活はどうなるのか。
そこまで考えられた上で改善できる案を提案するくらいでないと、真意がわからないことに首を突っ込むのは誰かを犠牲にすることかもしれません。
まぁ、、人間的思考を捨てることも大事だなと思いつつ、めちゃくちゃ内心複雑でした。
乗っている時も乗る時もときもごめんな、、って思ってしまったので
私は向いてないのだと思います🦣🦣🦣
ライガータッチ
さっき言ってたことと打って変わって。。
ライガーがいるのか〜〜〜。。。ダメだよねぇ〜〜〜って
めっちゃ思いながらも触れ合いました。。
ライガーはオスライオンとメストラの交雑種です。
トラやライオンよりもでっかく育つというのが特徴ですが、先天的な疾患、発育不全、さまざまな病気を患ってしまうことが多いようで、成獣になれる数も少ないとか。。
また、ロバとウマの交雑種、ラバと同様に繁殖力がありません。
なので、生まれたら世代をつなぐことなく、終わってしまうことがわかっている人為的に生み出された生き物です。
倫理観が問われ、ライガーはそれなりに作るの禁止されていると思っていたので、まさかいるとは思わず。。。
横でライガーの気を逸らすための人がいて音を立てて目線をそらす。。っていうのをやっていました。
この子で最後なのかな。。。そうだといいな。。。と思いながら
君は元気かい?とめっちゃライガーに喋りかけてました。
なかなかハードな生活をしていそうな雰囲気を感じましたが、
落ち着いているようにも見えたし眠そうな中怒ることもなかったです。
手懐けられているのでしょうか。
そうだとしても、危ない方法でないことを願ってます。
首長族(カレン族)の撮影
タイとミャンマーの中間あたりにいるという首長族。
そんな少数派民族に会える場所として広告を打っていました。
ですが、近年は一定の民族・部族を見せ物のような扱いをするのはどうなのか。
という人権問題や倫理が問われています。
こう言った施設もなくなるのも時間の問題かもしれません。
でも彼女ら自らの意思でこういった観光関連の仕事を選んだり、
貴重な仕事の1つだと捉えている場合、本人たちの意見を尊重せず
仕事だけが奪われる。という状況にならなければ良いなと。。。
また、この首長族の方達には国籍がないとのことです。
タイの行政サポートを受けられない等の現状もあります。
それを改善する動きもあるみたいなのですが、実際のところ
私がみれたのはここで観光客向けに働く彼女らの姿だけでした。
複雑で根深い問題があるようで、綺麗事だけでは成り立たなそうですが、
当事者が一人でも多く納得のいくシステムが作られるといいな。。
ここでは彼女たちが作った民芸品が買えます。
結構売り上手でストールやブレスレットなど色々購入しました。
実弾発砲
今回の体験で一番高いのがこれ。
3600バーツ、、、15000円くらい・・
冒頭高い!と言っていた大半が実弾射撃でした。。
人生の経験として1回くらいはいいかなと思ったのでやったのですが、
タイに住んでいた親族からよくこんな金払ったな。と言われるくらい
ここは高いそうです。もっと安いところは他にあるみたい。。
耳がぶっ壊れるかと思いましたが、良い体験でした!
それなりに真ん中に命中した、、!
ちなみに撮影禁止マークがついていたのですが、聞いたら写真いいよって
言ってくれました。
何も了承を得ず撮影するのはよくなさそうな雰囲気なのでお気をつけて!
ちなみに各体験の移動はカートに乗ってその場所へ連れて行ってもらい、
カートの乗車途中で体験の写真買わないか!と営業が挟み込まれてました。
タイ編2部の最後に。。
タイでこの施設が今後どういう在り方で行くかは分かりません。
実際コロナですごい厳しい状況に陥ったようですし、動物愛護活動をされているの方などからいろんな指摘をされているようです。
動物を愛護するって一定の生活が安定している人が言えることで。
生き物を扱って生計を立てている人の中でも、明日を生きるためにやっている人も少なからずいるだろうし、ただただ無くせばいいってものでもないのかなと。
実際スラム街のような場所を見るとそう思ってしまいました。
タイは高層ビルの手前にトタンでできた生活空間がある区画が目立ちます。貧富の差がとても激しい土地だと、見てすぐに分かります。
この仕事がなくなったら困る人はたくさんいるし、かと言って生き物に負荷がかかりすぎているのでは。。。とか思うけど、
そもそも生き物を犠牲にしているとは思っていないのかもしれないのかも。。。
と。そんなまとまりのない思考がぐるぐる廻り巡るような体験でした。
ここにまとめてパタ動物園のことも書くつもりだったけど
長くなっちゃうので分けます!
また近いうちに。。
いよいよ土曜日は博物ふぇす!
ぜひ遊びにきてくださ〜い🇲🇬🐒!!
B-35ブースで待ってます🐵!!