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母と私の備忘録

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#母と私の備忘録

【母と私の備忘録】やるかやらないか

抗がん剤治療を始めて、毎日電話でやりとりをすることが日常になる。ちょうど抗がん剤治療が3回目で、手足の痺れが次の治療までに消えにくくなっていた頃、母から相談があった。
「お母さん寝床をベッドにしようかと思うのだけどどう思う?」
これまで畳の上に布団を敷いて暮らしてきていた。

父の頃から伝えた、前日しっかりカラダを休め、緩んだカラダを無理なくしなやかに起立させ、こわばらせたりしないカラダの使い方が

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【母と私の備忘録】抗がん剤を終えて3ヶ月01

抗がん剤の期間から、朝の時間にほぼ毎日母と電話をするようになった。

目的は
・母の不安や不満のガス抜き
・経過を聞きながら、自分で観測する癖をつけてもらうため
・次の抗がん剤や、主治医と問診の時に補足できるように

だけど、一番の理由は
「私に最も近い遺伝子が生命を終える方向になった時に
どんなことが起きて、どんなマインドになりやすいか」
母にも伝えてあるが、彼女のために使っていると彼女が恐縮す

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【母と私の備忘録】「可哀想」は自分にも人にも使わない。

これを伝えたら目尻に涙。
手術直前にちょいときつかったかなー

可哀想と言われて嬉しい人いるのかな?

母は可哀想が口癖。本人悪気なし

たぶん彼女の理解や想像の範疇を
超える他者の大変さに遭遇すると
情景反射のように口をついて出てくるんだと思う。

仕事が忙しいとつたえると可哀想と言い。
わたしが仕事の合間にこうして、母の闘病のために病院につきそうため、時間を割くことも可哀想と言う。

かつては

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【母と私の備忘録】抗がん剤#1

2021年3月、母の抗がん剤が始まった。全部で6回。定期の検査結果でCTにて疑い、さらにPETCTで初期癌が腹部や膣にみられ肺にも疑いが及んで、局所的な放射線治療より、胸のクラスターにも効果がある可能性がある抗がん剤治療を選択することになった。

<決定権は当事者にあり>
正直抗がん剤は個人的には疑問が多い療法でもあるが、素人が一つの民間療法に頼りやり切ることはなかなか厳しい。それになにより「こん

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