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農文協・農業書センター その1
日本で唯一の農業書専門店、農文協・農業書センターにおじゃましてきました!
大手取次では扱わないような、小さな版元や自費出版、学会・農業団体の非流通本までおよそ3万冊!
見渡すと農業専門書にとどまらず、林・漁業、狩猟、環境、食など幅広い分野の本まで取り揃えられています。
かつて平成の大合併で、書店や図書館のない地域が全国で約800にも及んだそうです。そんな地域でも本当に必要としている本が農家のみなさんの手に届くよう、母体である農文協(農山漁村文化協会)がこのセンターを始めました。
店長の荒井操さんは、ご実家は農家で専門も農業関係の大学を卒業し、農業書センターの代表を務めるまさに農業一筋な方。
大手町で創業し、5年前に神保町にお引越し。大手町時代の客層は農家の方や専門とされている方が多かったそうですが、神保町に移店後は、出版社の方や大学の先生や大学生など専門以外の様々な方が多く訪れるようになり、本好きな面白い方が増えたと神保町らしさを日々感じているそうです。
また、昨年はコロナなどの諸事情で断念されたというベランダでの養蜂。
「神保町を本とミツバチの街に」の想いは、周辺の大学や書店などへ広がり始めています。