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いよいよスイスの学校がはじまります

 来週の30日からスイスの学校がはじまります。30日には両親向けのWelcome Receptionに出席するため、私も再びスイスに渡瑞します。今回は、下の娘(11才)も一緒です。息子は現在滞在中のカナダ・モントリオールから一人でスイスに渡ってくる予定です。28日に息子とローザンヌで落ち合い、30日までの間、携帯のSIMカードを調達しに行ったり、銀行ATMを見つけ引き落としを試してみたり、いくつか用事を済ませ、余った時間でIOCのオリンピック記念館などを見てきてもよいかなと思っています。
 スイスでは、ボーディングスクールに入るため、食事から寮から、あらゆる生活サポートも全て学校が面倒をみてくれます。寮は二人部屋になっており、必ず他の国の学生と同室になるようです。入寮3週間前になると、学校から、ルームメートを事前に引き合わせるべくメールが入り、互いの自己紹介を促していました。また、持ち物の再確認や各種ルール再確認の連絡もありました。息子は11Grade(高校2年生)に入学します。First year of A-Levelになりますが、履修科目数はミニマム3科目、maxで4-5科目ですが、事前のZoom面談アドバイスもあり、英語の他、3科目を申請しました。
 問題は、長期休み(冬休み12/14-1/4:3週間)期間です。長期休み期間は寮から追い出されてしまいます。せっかくなので、日本に帰国したらもったいないので、どうにか滞在できるようになるとよいなと思っています。秋と春は学校主催のエクスカーションに入ればどうにかなるかと思っています。

国際小包

 学校から「電子辞書利用は禁止ですが、紙の辞書ならO.K.。試験でも持ち込み可です」というメッセージがあったので、プログレッシブの英和中辞典を日本から送って欲しいとリクエストが息子からありました。他にも、「スキーウェアは自国から調達した方がよいと思います。こちらではかなり高いので」とアナウンスもあり、神田のロンドンスポーツでデサント上下ウェアを激安価格で購入し、他もいくつか詰めて国際郵便で送ろうと準備をしました。そこで、初めて知ったのですが、国際郵便を送るには、物品一つひとつを英文名称、HSコード、原材料、原産国、価格、重さ、個数を調べて記入する必要があるようで、これがかなり大変でした。原産国と原材料は私が仕事に行っている間に娘がタグを細かく見て、すべて記述してくれたので助かりましたが、かなり笑える作業でした。確かに、国際郵便って個人輸出にも該当する香りが漂いますものね。

娘と夏休みの旅

 せっかくなので、娘とは少し早めにスイス入りして二人で小旅行してこようとも計画しています。11才の彼女にはどんな体験が相応しいかと色々考えましたが、国連やIOC本部は行くとして、やっぱりハイジっぽいものがまだいいのではないかと思い、山に行くことにしました。ジュネーブからVispを経由してZermattまで4時間くらいかかるようですが、4,478mのマッターホルンに行きます。2,222mにあるホテルに宿泊し、ゴルナーグラート展望台(3,089m)まで行って来る予定です。何を隠そう、私は山好き&鉄道好きでして、しかも一番好きな山がマッターホルンなため、かなりワクワクしています。とはいえ、今回は幼い娘が一緒なので無理せず、観光ベースで眺めて帰ってくる程度に留めます。3日前にはマッターホルンで滑落事故もあったようですし、お祈りもして参ります。