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スイス留学・入学式
ローザンヌは快晴、日差しは強く、暑いですが、日陰は少し涼しく感じます。今日はいよいよ入学式です。とはいえ、日本の入学式とは全く異なり、9:00-15:00の間に学校に到着し、個室に通され、そこにアカウンティングマネージャーやウェルビーイング、メンタルサポート責任者、フィジカル面のサポートをしてくださるスクールナース、アカデミック責任者、学校理事長、入学責任者等などいろんな人が入れ替わり立ち替わり入ってきて、個別に面談します。そこで、息子の1ヶ月モントリオールにいた成果を垣間見ました。ヒアリングもスピーキングも数段レベルアップしていて驚きました。ついでにフランス語も少しですが話していました。
アカデミック責任者は、息子のために立てた1週間のスケジュールを説明してくれ、数学と、ヒストリーとジオグラフィーをケンブリッジstyleのA-Levelで受講、英語は勿論、フランス語もカリキュラムに含まれていました。また、息子の特性を考慮し、様々な部活動も盛り込まれています。早速明日は、スイミングがあるようです。
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その後、寮に行き、自分の部屋に入り、荷物を下ろします。息子のルームメイトは、同じ学年のロシア人でした。荷物は息子の3倍。自分の勉強椅子まで部屋に送ってありました。私が娘と一緒に手続きした荷物も1つ、ちゃんと届いてあり、一安心です。
バディーと呼ばれるお世話係の先輩が一人ひとりにつくのですが、息子のバディーは1つ上のスペイン人です。とても面倒見がよい方で、息子をバスケットに誘ってくれ、早速友達になっていました。一緒にバレーボールもしたり、サッカーもしており、そこに娘も入り込み、なんとなく一緒になっていました。子どもの特技なんでしょうか、壁がなく直ぐに友達になれるのが、素晴らしいです。
夕方5時になるとレセプションパーティーが始まりますが、子供たちと親たちとはセパレートで、ここで息子とはお別れです。「Good Luck!」頑張ってね。
親たちはまず最初に、集会室に集められ、この学校の教育方針について説明を受けます。時代の変容とともに、変わっていかなければならない事は何か。一方で、学校のプリンシプルとして変えずに大切にしていく事は何なのか話がありました。また大変具体的に、子供の成長をどのように促していくのか説明があり、秀逸でした。得意な分野を伸ばし、不得意なものを少しずつストレッチで織り交ぜ、レベル的にもチャレンジさせる。そのバランスをとっていくことの必要性について説明がありました。何度も、グローバルシチズンシップを培うことの大切さを先生は話していました。この、グローバルシチズンシップを養うために、世界を巡りながらの様々なアクティビティーが用意されているようです。
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その後、ガーデンパーティーとなり、世界中から集まってきている親たちと交流します。私は、ロシアから娘さんを8グレードで入学させたお母様と、香港から娘さんを同じく8グレードで入学させたお母様と特に仲良くなりました。子どもと離れることが皆、寂しく、皆で飲んで、悲しさを紛らわせました。その後、早速、グループチャットを作り、アドレスも交換。他にも、ブラジル、スイス、スペイン他、様々な国から家族が集まってきており、なぜこの学校を選んだのか、どうしてこの年代でここに来ようと思ったのか、などを話したり、子供と離れ離れになる寂しい気持ちをお互いに吐露し合ったりして、慰め合いました。スイス人のご夫婦とも色々話しました。世界中にママ友、パパ友ができるって、これまた楽しがらずやな経験でした。
ホテルに帰ってきて、寂しくなり、先程のグループにチャットしたら、「悲しくて、心にポッカリ穴が空いているみたい」、「寂しくてワイン飲んでる」という皆の反応。私からは、
I'm sad, crying a little, and drinking beer.
But let's keep looking forward for the growth of our children!
Please keep me posted on what you are up to. I am going back to Japan tomorrow.
See you!
と、送りました。
元気でね。また、会いましょう。そして、素晴らしい未来を皆で作りましょう。