心に刻まれたおじいさんの姿
何があっても生き抜く
noteは久しぶりに書きます。昼間に来ていたヘルパーさんが辞めてしまったので、そこから私の生活はガラッと変わっています。でも、朝・夜・当直のヘルパーさんはちゃんと来て下さっているので、ありがたいです。ヘルパーさんがコロナに罹っても、みんなで助け合って私のケアに来てくださって生き抜いています。何があっても生き抜くことが大事だと思っています。時には辛いことがあり、もういいかなあとも思いますが、でもやはり、明るい顔をして来て下さるヘルパーさんの顔を見ると元気で生きなきゃいけないと、動かない手で胸をたたいています。
雪かきは命がけです
東京方面では梅や桜の花が咲いたと聞きましたが、北海道はまだ雪に覆われています。今年の北海道は雪が多くて雪かきで腰や足を痛めた人が多くいると聞きます。ひとりでも、ヘルパーさんが雪かきをし、足を痛めないかと心配になります。ヘルパーの呼びかけは時計の針が凍ったように動きません。来てもすぐに辞めていきます。たいへんな時代です。桜の木の下で、おにぎりを食べることは私のささやかな夢です。
エイプリルフールの日です?
3回目のコロナの予防接種は4月1日です。エイプリルフールなので何か騙されていないかなあと考え込んでいます。5歳児から予防接種を打つことになり、私はちょっと疑問に思っています。まだ試験段階ですから、何年か経ったとき、人々の身体に異常が起きないかが心配です。
巻き爪との闘い
私は、何十年間も巻き爪に悩んでいます。5,6回、爪をはいだでしょうか。痛み止めを親指の上に打つときは痛くて声も出ません。涙が出てきます。2年前も病院に長く通い、巻き爪は治ったと思っていましたが、またしつこく爪が生えてしまい、これをほおっておくとまた爪が指に刺さり化膿したり、血が出てくるのです。こういうことがあり、病院を5軒まわりましたが結果は同じでした。でも私は同じマンションの人から評判の良い皮膚科を聞きそこに行っています。その先生は手術の麻酔は親指の付け根にするので、そんなに痛くないのです。それはうれしかったです。先生は「痛いですよ」とおっしゃいましたが、「先生、これは痛いうちにはいりません。痛くないです。」と私は答えました。また爪をはいできましたが、また生えてくるかなあという恐怖感があります。でもその先生を信じて治療を受け続けようと思います。巻き爪に困っている方がたくさんいらっしゃると思いますが、評判のいい、患者の疑問にしっかりと答えてくださる医師を見つけてください。がんばりましょう。
ケアのプロのおじいさんがいました
皮膚科の薬局に行った時、ダウン症の男性がひとりで治療費を払うことに困っていました。ああ、困っているんだな。私が行って手伝いたいな。と考えていた時、70代くらいのおじいさんが来て、「お金、払いたいのかい?教えてあげようか。」と言ったのです。私の心は温かくなりました。彼は、お財布を出し、「手伝ってください。お願いします。」と言いました。するとそのおじいさんは、微笑みながら、「100円玉が3個でしょう。10円玉が5個でしょう。」と言って手のひらにのせて説明し、お金を支払うことができたのでした。このおじいさんは何をやっていた人でしょうか。元ヘルパーさんだったのでしょうか。ヘルパーにとっていちばん大切な彼の意見を聞いてお金を彼の前で見せて数えるというテクニックはプロのヘルパーです。やはり家にいても事務所にいてもよい原稿は浮かびませんが、ちょっと痛い思いをして外に出ることがやはりいい原稿が生まれるきっかけとなります。
光輝く感情が湧くとき
最近は親切 なおじいさんによく出会います。銀行に行ったときも私の車いすを押してくださり、介助者が車を停めている間に銀行のロビーまで車椅子を押して下さったのです。「ありがとうございます。もういいですよ。」といったとき、「娘さんが来るまでまってますよ。大丈夫ですよ。」と答えてくださったのです。息子より少し若い女性ですから彼女に聞こえなくて良かったなと思いました。老人が困っている時もう一人の通りすがりの老人が何か助けているという姿に私は光輝く感情が湧きました。通りすがりのヘルパーさんは気持ちいい出会いです。
人の名前は忘れても出来事は忘れません
ずっとnoteを書いていなかったのでたくさん書いてしまいました。私の特技は頭で考えたことを口から出すことが仕事です。それが生きている証だと思っています。どんなに障害が重くてもこうしてヘルパーさんの手を借り、原稿を書けることがとても嬉しいです。ありがとうございました。またの機会をお楽しみにしてください。書きたいことが浮かんでも消えてしまう時があります。歳かなあと思いますがでも私は人の名前は忘れますが、出来事は忘れません。