戦争、ミャンマー、ヘルパー選手権、マッチングアプリ?
半分眠りながら、憲法9条について考える。
今日は憲法記念日。家にいて「憲法とはなんだろう」と考えても、私にはあまりよくわからない。ただ日本の憲法には「戦争をしてはいけない」と書いてある。テレビに出ていた外国人の識者が、これは世界一立派な言葉であると言っていたのが耳に残って忘れられない。
日本は、戦争を幾度か繰り返し、今は平和な時代を送っているが、国会中継を見ていると、いろいろな考えがあり、意見の大きなずれがある。偉い人たちは、党でわかれており、違った意見の人を責め立てている。責める時間も重要だが、「自分なら具体的にどうしたいか」ということをもっと発言してほしい。
戦争について定めている第九条は変えてはいけない。
話はちょっと飛ぶが、ミャンマーのアウンサンスー・チーさんが、また軍隊に拘束されているという。私はとてもショックである。彼女はどんな性格の人かわからないが、常に国民のことを考えている。おしゃれな人でもある。あのような人がまた暗い部屋に閉じ込められ、軍人が戦車や銃を抱え広い道路を歩く姿はもっとも悲しいことである。
あの国には、いつになったら、平和が戻ってくるのか?ミャンマーの障がい者たちはどのような生活をしているのか。想像だけれど、ミャンマーでは障がい者は殺されているのではないだろうか(ケアがないということも含めて)?障がいのない人でさえ、生きていくのがやっとだから。過去、戦時下のナチス・ドイツではヒットラーによって、障がい者たちは生きたまま切り刻まれ、医学の実験に使われた。このことはまたどこかの国で繰り返されているのではないだろうか。
日本は今戦争をしていないから、障がい者のケアも一応はあるが、もし戦争をしてしまったら、今の福祉制度はなくなってしまうだろう。
日本だって、ケアが足りてはいない。
先日、二十歳前後の若いヘルパーさんが、ケアに来てくださった。彼女の手はいつもあたたかく感じる。この手はどこかで出会ったことがあるような気がする。母の手に似ている。彼女が横にいるだけで、悲しみや悩みを吸い取ってくれるような気がする不思議な力を持っている。なにか面白いアイデアで、もっとこのような優しい人たちと出会って、ヘルパーという仕事を知ってもらい、その人たちがヘルパーになってくれるには、どうすればいいのかと考える。
ヘルパー選手権?
もしヘルパー選手権というものがあり、どのヘルパーが肉体的・精神的に優れているのか、コンテストを行ったらどうなるか?髪や顔を洗ったり、歯を磨いたり、爪を切ったり、着替えなどが種目で、賞金は100万円である。しかし、審査員を誰がやるか?人によっては全く意見がかわるだろう。たとえば私が審査員だったら「そのヘルパーは、自分の頭を洗うような手で、私の頭を洗えるか」というのが、審査基準。でも、きっとその「競技」の瞬間だけ付き合っても、わからないだろう。
ヘルパー×障がい者(高齢者)マッチングアプリ?
携帯の出会いサイトやアプリのように、ヘルパー候補はどんなことが得意かなどを書き、障がい者やケアを受ける人は、受けたいケアの内容を書いてマッチングをしたらどうか。たとえば、私だったら、こういう条件で広告を出すだろう。
条件:30分以内で来られる方、腕や腰に力がある人、和風の煮つけ作りが得意な人、会話が好きな人、パソコンや携帯を打ってくれる人、朗読のうまい人
ヘルパー側にはこんな人がいるかもしれない。
条件:地下鉄駅から徒歩10分以内に住んでいる方、喫煙者OK、ペットOK(鳥以外)、駐輪場がある方、中国語話せます、料理不可、入浴介助経験あり、異性介助経験あり
これは、例えばの話。そんなもの、作れないかなぁ?実際に作ったらトラブルもあるでしょうが。
今日はほんとうにゆったりとした気持ちなので、あまりいい原稿が浮かばない。心が楽すぎるのだろうか。でも、こういう日もあっても、いいと思う。いまここでストローでお茶を飲みながら、noteを書いていただいている自分が、嬉しい。この時間を守るためには、憲法9条を変えてはいけないのだ。