スリランカ5泊5日の旅 4日目 Nuwara Eliya(ヌワラ・エリヤ)〜Negombo(ニゴンボ)
Nuwara Eliya (ヌワラ・エリヤ) Grand Hotel(グランド・ホテル)での英国風モーニング
昨日とはうって変わって、ヨーロッパ風のカフェテラスでの朝食です。テラスに植えられた紫陽花もすてき。高山地帯のため、空気もおいしい!
ここでも、やっぱりコラ・キャンダ
スリランカ旅行、周遊すればするだけ景色が変わります。飽きませんね〜。ちなみにスリランカで唯一おかわりしたスイーツはここのチョコチップクッキーです。
ホッパーとサンボルも美味しくいただき、早速ホテル散策です。流石紅茶どころ、ホテル内には広いティーラウンジも。スリランカ の紅茶ブランド、Dilmah(ディルマー)の紅茶缶がきれいにディスプレイされています。
絨毯や調度品も美しく、ただの客室前の踊り場も絵になる。
英国式の中庭も。
前日までのホテルの様な自然との調和は感じづらいものの、丁寧に手入れされた上品なホテル、安心感があります。周遊するなら、一晩はこういうホテルで休むと体力回復になりますね。
茶摘み体験と茶畑で働く人たち
今日のメインは紅茶工場の見学。ホテルから工場へ向かう間、車窓にはずーーーーーーっと茶畑が広がっています。とにかく広い。
空とのコントラストがきれい
途中下車をして茶摘みのおばちゃま方に乱入!10分ぐらい即席茶摘み体験をさせてもらいました。頭にネットをかけて、茶葉を摘んでいくのですが、果たして本当にこれが効率いいのか…?チップは一人当たり20SLRぐらいで充分だそうです。
(私薄着ですけど、絶対上着た方がいいです)
茶摘み体験後、ガイドのMiskth(ミスカス)さんに茶摘みを生業にする人たちのエピソードを教えていただきました。彼女たちのオリジンはインドにあり、イギリス植民地時代に紅茶農園の労働力として連れてこられたそうです。それ以来、代々低賃金で茶摘みをして生活しています。その日暮らすためのお金を稼ぐことで精一杯な状況で、移動も勉強も難しく八方塞がりの現実があるそう。話を聞いたからと言って、今私が何か行動を起こす訳ではありません。でも、知らないよりも知っている方がずっといいと感じました。ミスカスさん、やっぱりいいガイドさんです。
Damro Tea Factory(ダムロー・ティー・ファクトリー)で紅茶のお勉強
さて、Damro Tea Factory(ダムロー・ティー・ファクトリー)に到着です!もともとはMcWoodsという会社だったのですが、家具メーカーのDamroに最近買収され、社名が変わっています。
工場の正面には、だだっ広くてきれいな茶畑が広がります。観光客に開放されているこちらの工場では輸出用の茶葉を生産しているそうで、館内は外国人観光客で賑わいます。(スリランカ人は原則立ち入り禁止。茶畑は闇が深いです。)工場内では紅茶の製造工程が見学でき、英語(運が良ければ日本語)の話せるガイドさんが付いてくれます。私たちはルー大柴みたいな日本語を話すガイドさんに案内していただきました。
工場の外観
Damro(ダムロー)は私たちがよく知っているLipton(リプトン)の様な紅茶ブランドの製造上の上流、いわゆる素材メーカー的な位置付けの会社です。ダムローの茶葉は各紅茶ブランドの工場に出荷され、各社のオリジナルブレンドの原料となります。つまり、Damroの茶葉は、紅茶のシングルオリジンと言えます。
ただ、同じ種類の茶葉とは言え、全てが同じ味という訳ではありません。紅茶には等級があります。製造工程で茶葉のサイズごとに等級が分けられます。茶葉が大きいほど等級が高く、上から、OP(オレンジペコ)、PEKOE(ペコ)、BOP(ブロークンオレンジペコ)、BOPF(忘れました…)に分かれています。等級が高いほど色が薄く、渋みが少ないそうです。オレンジペコの名前の由来は紅茶の液色がきれいなオレンジ色になるため。
等級別のサンプルがきれいに並べられてます
工場見学の後は紅茶の試飲も楽しめます。このポットに6杯分ぐらい、太っ腹です。
こちらでお土産を約2,000円分購入。
Nuwara Eliya (ヌワラ・エリヤ)は紅茶だけじゃない!滝もアツけりゃ野菜もアツい!
ヌワラ・エリヤは紅茶どころだけでなく、滝どころでもあります。山を降る最中、車窓からは複数の滝を眺めることができます。今回私たちが訪れたのは Ramboda Waterfall(ランボーダ滝)。隣接しているホテルのエレベーターを使って、滝のそばまで降りていくことができます。
ホテルには滝を望むレストランもあるので、お昼時だったらランチをして帰ってもいいかもしれません。観光客もたくさんいました。
ヌワラ・エリヤは野菜でも有名。ミスカスさんも家族旅行の帰りには奥さんに野菜をねだられるそうですよ。(微笑んだ) 道路沿いに色とりどりの野菜を売る八百屋さんがたくさんありました。
西海岸沿いの町 Nebongo(ニボンゴ)で夕焼けを眺める
ヌワラ・エリヤからキャンディを経由して、最後の目的地Nebongo(ニボンゴ)に向かいます。ちなみにランチはキャンディの中華料理店。味はかなり美味しかったのですが、友人が油で胃をやられました。油断禁物。
時間があればキャンディ市街にも寄りたかったのですが、日暮れ前にニボンゴに辿り着き、海に沈む太陽を見たい…!その思いを優先し、泣く泣くキャンディ市街をスルーして急ぎます。余談ですが、ここらへんから車DJがミスカスおじちゃんから私に交代します。
急いだ甲斐あり、18:30頃ニゴンボの海岸に到着、ちょっと沈み切ってる感はありますが、夕陽がきれいです。BGMはもちろんYogee New WavesのアルバムWAVESです。
Negombo(ニボンゴ)ナイトアウト
リゾート地のニゴンボ。スリランカ では数少ない、夜遊びできる町!ホテルにチェックインした後、早速夜更かしスタートです!徒歩20分圏内にリゾートホテルやレストラン・バーがコンパクトにまとまっています。私たちはSerendib Pub & Restaurant(セレンディブ・パブ&レストラン)へ。
40〜50種類のカクテルが写真付きて載っている親切なメニューから、Early Eveningというカクテルを注文。スリランカのお酒、Arrack(アラック)のカクテルです。
写真の小さい方がアラックのカクテルです。
アラックはココナッツから作られているお酒で、このカクテルはアラックのパッションフルーツジュース割り。甘くて飲みやすく、南国おいしい。"リゾートきた〜!"という気持ちになります。このレストランで飲んだSpicy Seafood Soupも美味しかった!友達は胃が弱っているのでお酒と一緒にシーシャを楽しんでました。
久しぶりに飲んだのですぐ眠くなってしまい、24:00過ぎに就寝です。
明日はついに最終日、GN!
(この旅イチのホテルの紹介は次の記事でご紹介します!)