2020年1月の神事と神楽から vol.1

ご無沙汰しておりました。

2020年になり、元日から取材に走り周りました。

その取材の中で撮影した写真をこの「note」でも公開していこうと思います。

書いている日は、2020年3月4日ですので、全国に蔓延している「新型コロナウイルス」で地元で行おうとしていた写真展とトークショーがぶっ飛んでしまいました。機会を見て、函館での写真展を行いたいと思います。

facebookで公開しております画像ですが、こちらにも文字と写真を公開していきたいと思います。

松前町・清部八幡神社門祓いから

画像1

門祓いとは、お祭りの時の渡御祭の短縮した行列形式で、町内の家々の玄関先に行き、祓い清める行事です。
玄関先に着くと、塩を打ち、御幣を振り、御幣を振り(清部は御幣2本・2回振ります)、獅子頭を掲げて尾っぽを振り回して祓い清めます。この地区は、神職がおらず兼務社(神職が本社、つまり住んでいる所の最寄りの神職または町内の神職が務める神社)ですので、地域の人が門祓いと松前神楽を行う地区なのです。

写真は、その獅子頭です。近年、尾っぽとたてがみを替えて目新しいのですね。漁港のある地区ですので、漁師さんの地区ですので、腕っ節のいい人が多かったと思われます。この松前町・清部地区周辺には大きな獅子頭が多いらしく、その中でもこの「清部の獅子頭」は一番重いらしいのです。神職さんからのお話によると、道南(北海道南部地区)で一番重いとのことです。

正月、元日から神楽を見られるのは、気分が良くなります。この一年無事に過ごせるようにと願い想うスタートの日に、神楽を見られる幸せを感じつつ、また2時間かけて家に戻るのです。

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