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壁にぶつかったときは
目標を決めて行動を始めると、ほぼ100%の確率で壁(障害)にぶつかります。
結果にするまで継続することが大事なことなのは分かっていても、いざ壁にぶつかると、足を止めてしまいがちです。
私も、何でこんな壁にぶつかってしまったんだろう、
挑戦しなければこんな壁にぶつからなくてすんだのに、
と考え、途中で諦めて辞めようとしたこともあります。
壁にぶつかったとき、壁をどう捉えるかが大事です。
目標を決めて行動を始めてぶつかった壁は、希望の壁です。
なぜなら、壁の先には目標達成があるからです。
壁(障害)はチャンスなのです。
また、以下のように壁を捉えておくことも大事です。
・壁は、自分が挑戦したから発生した壁ではない
・自分が目標に向かって動いたことで、壁が見えるところまで前進した
諦めて、挑戦をやめれば、壁にぶつからなくなります。
ただ、壁の内側で生きていくことになります。
何だか、進撃の巨人みたいな話ですが。
挑戦をやめても、ぶつかった壁は残り続け、存在し続けます。
そして、他のことを挑戦したときに同じ壁にぶつかります。
自分が中心にいて、同心円状に壁が何重にもあるイメージです。
再度になりますが、進撃の巨人みたいな話ですね。
同じ壁にぶつかり、乗り越えるのであれば、初めに壁にぶつかったときに乗り越えた方が良いですよね。
壁が来た時に、やることを変えるのではなく、自分を変えて壁を乗り越えることが大事だということです。
ここで、最悪なパターンは、壁に追い込まれることです。
壁に自らぶつかっているうちは、まだ良いのです。
最終的には、人生が自分に追いつき、壁に押し当てられるようになります。
自ら望んでいなくとも、壁を乗り越えなきゃいけない状況に追い込まれるということです。
こうなると、壁は、乗り越えなきゃいけない障害にしか見れなくなります。
自発的に壁にぶつかったときは、乗り越えた先に目標達成がある希望の壁(チャンス)として見れることに対して、
追い込まれたときは、悲観的な見方でしか壁を見ることしかできなくなります。
これを実感するエピソードがあります。
友人のAさんの話です。
Aさんは、起業を志して、親許から離れて挑戦しているなか、親にどうしても実家に戻ってこいと言われました。
Aさん自身がこのまま挑戦したいと考えていたので応援していました。
最後は親の説得に応じて家に泣く泣く帰ることにしました。
数年経って再会したときに驚いたのですが、
友人はその後、鬱病になってしまっていました。
経緯を聞くと、以下のような話でした。
ーーー
実家に帰ってから、結婚しようとした相手ができた。
両親に結婚を伝えると、この相手とは一緒になってはいけない!、と言われ猛反対をされた。
結局、ここでも親の言う通りに説得され、結婚しないことにした。
反省と後悔から、精神が不安定になり、鬱病で入院してしまった。
ーーー
今は鬱病からは復活したが、まだ親元からは離れられていない、ということでした。
起業して結果を作ろう!という目標に向かって行動した結果、
親との関係という壁にぶつかりました。
ここで、壁を乗り越えるのではなく、現状維持を選択した結果、
時間が経って同じ壁にぶつかり、鬱にまでなってしまったという話です。
目標を決めて、行動を始めてぶつかった壁は、
希望の壁(チャンス)と捉えて、粘り強く乗り越えていくことが大事です。
ぜひ、諦めずに形にしていきましょうね。