ショートメッセージ1通で人生が変わる
「ショートメッセージ1通で人生が変わる」
と聞いたら、何を大げさだと思いますよね。
ただ、これは私が実際に経験したことです。
人生を変えるちょっとした行動は、ほんの小さな一歩なんです。
今から13年前、2009年3月の頭のことです。
先輩経営者と話して会社を辞めることを決意した翌日の出社日の出来事です。
自分から上司に会社を辞めることを伝えよう!と意気込んで、電車を降りて会社のビルに行く途中。
ドキドキしすぎて、このまま会社に行って、デスクに座って自分から上司に会社を辞めるということを告げることは不可能だと思いました。
私は、それくらいビビりな自分でした。
ただ、良かったのは、ビビりな自分でも人生を変えたい!
一回きりの人生で、やりきっていきたい、チャレンジし続けていきたい!と は決めていました。
なので、ビビりな自分でも流されずに、しっかり切り出すためにはどうしたら良いのか?を考えることができました。
その結果、思いついたのが、
「会社に到着する前に、事前にショートメッセージで辞めることを伝えておく」
ということでした。
結果、会社に到着する前に、駅の改札を出てから会社のビルに入るまでの間に、「会社をやめます」というショートメッセージを上司に送ることに決めました。
どきどきしながら送信ボタンを押したことを今でも鮮明に覚えています。
そして、会社に行くと、、、上司は何食わぬ顔で仕事をしていました。
朝の挨拶をしても、普通に返してきました。
これは、まだメッセージを見ていないなと思ったので、
「携帯を見ていただけますか?」
と伝えると、、、
「なんだこれは!?どういうことだ!?」
と言って、すぐに呼び出されて、別室の会議室で、会社を辞めることを伝えるという流れになりました。
大事なことを伝えるときは、しっかり対面で伝えることが筋だと思います。
勇気が無いビビりな私は、ショートメッセージを事前に送っておくという非常識なことを行いました。
ただ、この本当に小さな行動があったからこそ、今の私の人生があります。
「ショートメッセージ1通で人生が変わる」
を体験したわけです。
皆様も決断するとき、すぐに大きな決断をすることが難しいことがあると思います。
そんなときは、大きな決断に向かう小さな行動を行うことで、勢いをつけて大きな決断に向かうようにできると良いですよね。
人生を変えるのに必要なのは、ちょっとした行動を行うだけの小さな勇気です。
それでは、1度きりの人生、お互いとことん挑戦して、最高のものに。
藤堂修でした。