[2024/8/17更新]
★閲覧注意:鼠の解剖写真あり
「ワクチンでターボ癌になる」は根拠不明。”ターボ癌”とは正式な医学用語ではなく、”ワクチン接種後の急激な癌の進行”を意味する造語。発端となった論文では、著者がワクチンとの因果関係は不明としている。日本の超過死亡に癌の増加は無い。米国立癌研究所もワクチンによって進行癌が増えた証拠はないとしている。
【解説】
以下は「ターボ癌」の発端となった論文・記事
以下は接種と癌に関する論文
以下はターボの論文に対するファクトチェック
以下はWilliam Makis氏が拡散したターボ癌のフェイク記事(2023/11/11)。掲載された写真はStock Photosや過去の論文から引用されたものなのでターボ癌ではない。
以下は人口動態統計での確認
癌による死亡者数は毎年増加傾向ではあるが、接種期間での顕著な増加は見られない。
◾️年齢調整死亡率
癌の死亡率の増加は主に高齢化の影響があるため、年齢構成の変化の影響を取り除いた癌の死亡率を調べたもの。
以下は米国立癌研究所の見解
【追記】
ワクチンや治療薬の有効性・安全性については自己でご判断ください。当方は、皆さんが正しい情報を基に判断できるよう、デマの指摘に努めます。