「トリチウム以外の核種も100倍以上に希釈するから安全」は誤り
[2024/8/7更新]
希釈用海水は、港湾外の[5,6号機放水口北側]から湾内へ引き込まれ、港湾内の[5(6)号機取水口前]で取水されるが、この間でCs-137濃度が一桁上がる。つまり港湾内を通る過程で汚染されるということ。そして、そのCs-137濃度は希釈するALPS処理水よりも濃い。つまり何ら希釈になっていない。それを「希釈した処理水」と称して、更に一桁濃度が薄い1km先の海洋へ捨てているということ。
●包括的海域モニタリング閲覧システムより
希釈海水のCs-137濃度(5号機取水口前)
0.31〜0.66Bq/L
https://www.monitororbs.jp/ja/download/Seawater/Seawater_10_44.csv
●ALPS処理水 タンクC群の排水前分析結果より
希釈前ALPS処理水のCs-137濃度
0.37Bq/L
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/analysis/pdf_csv/2024/2q/measurement_confirmation_240417-j.pdf
———参考文献———