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「マスクの隙間はウイルスより大きいから効果がない」は誤り
[2023/7/31更新]
「マスクの隙間はウイルスより大きいから効果がない」は誤り。隙間より小さな粒子でもブラウン拡散等で繊維に付着する。PFE99%規格品なら約0.1㎛粒子を99%ろ過(捕集)できる。但し、マスクをすれば安全と過信しないこと。エアロゾル感染には併せて換気対策が重要となる。
◾️日本エアロゾル学会
https://www.jaast.jp/new/covid-19_seimei_JAAST_20200327.pdf
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以下が図解されてわかりやすい。
◾️金沢大「粒子の濾過のメカニズムについて」
https://www.env.go.jp/jishin/rmp/conf/waste_safety02/mat05.pdf
◾️CSC Co.企業サイト
https://www.csc-biz.com/csc%20bland/pao/pao.html
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東京大学の実証実験
◾️東大医科学研究所
https://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/about/press/page_00042.html
その他関連記事は以下
◾️マスクの規格 ASTM(米国試験材料協会)
・PFE99%: 約0.1㎛粒子を99%ろ過
・BFE99%: 約3㎛の細菌を含む粒子を99%ろ過
・VFE99%: 約0.1~5.0㎛のウイルスを含む粒子を99%ろ過
◾️理研:富岳を用いたシミュレーション(2020)
飛沫感染とエアロゾル感染の対策を区別して行う必要がある。マスクの効果はあるが絶対ではない。エアロゾル感染に対しては、マスクに加えて換気を併用した対策をする必要がある
https://www.r-ccs.riken.jp/wp/wp-content/uploads/2020/12/201013tsubokura.pdf
◼️産衛誌 (2021)
「環境中のウィルス飛散拡散予測とマスクの効果 マスクメーカーの知見」
インターネットなどでウィルスは小さいのでマスクのフィルタでは捕集できないと書かれているのを見かけるが、実際はウィルスと同レベルのサイズの粒子もフィルタで捕集される。捕集機構の 1 つである拡散効果は、粒子径が小さいほど(主に 0.1μm 以下)捕集効 率が高くなる。
http://jsoh-ohe.umin.jp/files/sanei94/forum2021_yuasa.pdf
◾️N95マスクの脅威的な物理学(YouTube動画)
https://youtu.be/eAdanPfQdCA
以下でも詳しく解説されています。
◾️翡翠note
「マスクは必要?不要?現状に憤る理系院卒が解説します!」
https://note.com/kawasemi_no_hina/n/nfe9cd9bc26a6
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■オリマスク開発 電気通信大学 石垣 陽 氏
「マスクの安全を守る静電気技術」
http://www.i-s-l.org/shupan/pdf/SE202_3_open.pdf
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頂いたコメントへの返信
◾️Dr.Uうさぎ さんのYouTubeコメント
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【返信】まず、その国民生活センター資料は、商品表記を満たさない粗悪品が流通していないかチェックする単なる消費者庁の定例資料です。これはエアロゾル学会の根拠でも何でもありません。然も平成21年とかなり古いです。原本を今一度ご確認ください。
http://www.vat.co.jp/images/influenza/mask01.pdf
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その上で申し上げますと、粗悪品が消費者庁から指摘されるということは、規格が正しく運用され、正規品は規格を満たすと認めている証左でもあります。また、日本エアロゾル学会の記事は、査読もされ学会で掲載が認められた論文に基づくもので、消費者庁の試験の良いところ取りをしたものではありません。販促の為にアピールする商品表記と違い、事実に基づく科学的で信用できる記事だと思います。