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今夜月の見える丘に~揺らぐ心理

個人的には、気の向くままに、プレゼントキャンペーンやモニター募集など、申し込むことが多い 自称「懸賞フリーク」です。ただ、ゴルフ場予約サイトの、「無料プレイ券」にだけは当たったことがないですね。

ほとんどの場合、「残念ながら、落選しましたが・・・・」と通知メッセージが届いて、その次に、つづくのが「・・・当コースの優待割引のご案内をさせていただきます」

この基本文例は、かなり見飽きた感じがあります。同時に、5つほどの抽選申し込みをしていると、その抽選結果が、5つ連弾で、受信メールにタイトルが並ぶので、いささか辟易気味です。まるごと、ゴミ箱行きの運命なのです。

心理的には、応募者の期待感をぐーーと引き上げといて、ガクンと急降下させつつも、やや期待を持ち上げるという心理操作のパタンなのでしょうか。。。ほとんど、効果なしでしょう。

そして、こちらは、新製品モニター★当選案内メールの文面の引用になります。
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この度は「◯◯◯◯新商品発売ブロガーイベント&お試しキャンペーン」に
お申込みいただきありがとうございました。

このキャンペーンは、定員を超える多数のお申込みをいただいたのですが、厳正なる選定の結果、当選致しました!
モニター機の発送は来週末を予定しております。お手元に届くまで今しばらくお待ちください。
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どこか、この案内メールの表現の流れに違和感を感じませんか?
とある部分が、読み手側の自然な、目線の流れに、逆効果を与える「揺らぎ効果」を意図せずに生み出しているようです。

→「定員を超える多数のお申込みをいただいたのですが・・・」?? (いったん否定しておいて、何?なに?) 

→やったー! 当選しているじゃん。

それが、プラスなのか、マイナス印象なのか影響はどうって?一般人の多くは 気にしないのかもしれませんが、文章の含みをもたせた印象付けは、また次の伏線にもなる場合があります。

ただ、細やかなことに敏感なユーザーほど、感受性が高くあたらしい視点や、気付きを与えてくれる場合があります。

仮に、「無償のモニターキャンペーン」といえども、メーカー協賛での企画や運営、最終の効果検証まで、大変な時間と労力がかかると思われます。
一部のちぐはぐさが、全体のイメージを悪くする恐れもあります。商品開発の「攻め」のマーケティングも大変重要ですが、消費者心理の「守り」のマーケティングも、同等に重要な領域と考えます。

商品の受け渡しのメッセージは、開発・製造から出荷・販売を経て消費者への橋渡しになりますので、とくに神経を使いたいところですね。さいごまで、通読ありがとうございました。

以下、勝手ながらの余談ですので、スルーで構いません。今まさに世間はChat-GPT4oの衝撃的な発表から、各PCメーカーのAI(NPU搭載)PCの乱打戦が開幕しています。どこまで、AI技術は急速に開発されていくのでしょうか?

1秒間に4兆回の演算処理を実現できるなんて、もう宇宙レベルの世界です。この突然に舞い降りてきた”宇宙船”に、あなたはどう対応しますか。

*Copilotにて画像生成◯約10秒で4点完成
(月の見える丘に宇宙船が降りて、人が乗り込む姿)prompt--

「まだ、窓際の席は空いていますか?」
「できたら、後部座席でゆっくり座りたいです」なんて・・・・
迷いなく、まずは乗り込んでみましょうか。

「今夜 月の見える丘に」・・・なんだ、ここでタイトル登場なのか?

https://youtu.be/ldLSjTEZcBI?si=VcWvLPVFQ-a0GyBL

木村拓哉さん、常盤貴子さん、ドラマ・ストーリーも素晴らしかった。
人ぞれにハンディキャップや不遇な環境あったりするけど
きっと、誰にも幸せになれるチャンスはあるんだって。
ホント励みになります、今でも。

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