歩いてる。
終わりに向かって。
歩いてる。
最後の日へ。
歩いてる。
さようならと発する、その日に。
きみと、こんな形で終わることになるなんて、想像してなかった。
あんなに楽しくやっていたのにね。
環境は、人をも変えてしまうんだね。
きみに嫌われることは、覚悟してるよ。
特別悪いことしたとは思ってないけど、きみが全て正しいと思っているなら、それに従うよ。
そういう人だからね、きみは。
きみに余裕がないからって、ぼくに気を遣わせないでよ。
ぼくだって話したいことたくさんあるのに、自分のことばかり。
ぼくだって寂しいのに、自分のことばかり。
もう無理なのかな。
本当にダメなのかな。
でも、きみは、自分優先だもんね。
ぼくが、自分で考えて決めなきゃ。
これから、お互いが楽しく過ごせるように。
歩き始めなきゃ。