肉じゃがの正解を決めた
肉じゃがって家でつくったもの以外はなかなか食べる機会はないですよね？ひとり暮らしを始めた頃、肉じゃが作ってみようとなってとりあえず基本的なレシピで挑戦したとき、自分で一から作った肉じゃがの感想は、うーんおいしいけど、こんな味知らないな、これが肉じゃがなんか、、となったのを覚えてる。
後日、母親にレシピを聞いたらぜんぜん違った。
そら味違うわ。と
母の肉じゃがレシピ
実家に帰ったときに母が作る横で急いでiPhoneに残したメモに追記しました
うちの肉じゃが
玉ねぎ炒めたら次に肉（牛肉しかむり）
(玉ねぎは甘みが出るようにしっかり炒める)
じゃがいもにんじんも投入
野菜に油がまわったら次は煮る
出汁 具が浸るくらいの水とだしの素
酒多め 大さじ2.5くらい
砂糖(茶色いやつ)小さじ2？
落とし蓋
アクとり
最後に醤油 2.5くらい 三回し
冷ます
ちなみに母には大さじ小さじとか1カップやらなんたらって調味料を測る概念はなく、鍋の中にボトルで直接投入するスタイルだから、どれくらい？と聞くと、「こーんくらい～」と鍋に回し入れる回数と言い方の息の長さでとりあえず覚える。目視。
メモに大さじとか一応書いてるけど目分量なので不明
自宅で数回この感じでやってみたが「こんくらい」という分量はまだコツが掴めないし肉は豚こまを使っていたし、おいしいっちゃおいしいけど微妙な出来上がり。
たまにしか牛肉を買わないケチな私にとっておいしい肉じゃがとは少し贅沢なおかずへと格付けされたのであった
そして先日、ひさびさに肉じゃがの日にしました。
料理家の今井真実さんが以前レシピ公開していたのを思い出し、そのレシピをざっと読みました。なるほどポイントがたくさんで勉強になります。
このやり方で母寄りの味付けにしたら私好みのベストな肉じゃがができるんじゃねとなったのでここに記録しておきます。
料理家の今井真実さんのレシピ
私のベスト肉じゃが
じゃがいもは小ぶりの3つに合わせた量で作りました
にんじんも小さめ1本
玉ねぎ小さめ1つ
糸こんにゃく
牛肉の量は好きなだけ、ひき肉か細切れお好みで
水1/2カップくらい
だしの素
砂糖小さじ1くらい
酒、うすくち醤油大さじ2くらい
みりん大さじ1
(酒:醤油:みりん=2:2:1)
１.じゃがいもにんじんは乱切り 芋は水にさらしておく
糸こんにゃくは適当な長さに切る
玉ねぎは半分は薄切り、半分は串切りにする
２.油を引いて熱した鍋お肉を広げる
３.肉が鍋底から離れるぐらいになったら(ステンレス鍋の場合)薄切りにした方の玉ねぎを加え、しっかり炒める
４.糸こんにゃくを投入、水気を飛ばすように
５残りのにんじん、玉ねぎ、じゃがいもを入れ、全体に油が回るように軽く混ぜる
６砂糖を入れる
７.水とだしの素、酒と醤油で蓋して煮込む
８.じゃがいもに箸が通ったらみりんを入れる
９.良い感じになったら火を止めしばらく寝かす
こんな感じだったと思う
２つのレシピのいいとこ取りな過去一の肉じゃがが完成しました。
メインというよりは副菜的な優しい味の肉じゃがです
水分を減らした分、母のよりぼやけてないと思うし、今井さんのよりは多分少し控えめな味なんじゃないかな〜
みなさんのお気に入りの肉じゃがはどんな味ですか？
また違うポイントがそれぞれあるんでしょうね〜
最後に、この日作ったその他のおかず
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