2021年を振り返りつつ、『浅草キッド』に感動したという日記
2021年も、残すところ二週間。手帳を見返しますと、今年は9本の吉本新喜劇を書いていました。劇場の本公演以外だと、地方公演を数本、単発のコント台本を数本。コロナの影響がまだ続いていたせいもあって本数は少なめっすね。でもまあ、今年はメンタルをやられることなく、一応は仕事できたんで良しとしましょう。
12/28~祇園花月で上演予定のすっちー座長週が、年内に私が担当する、最後の新喜劇になりそうです。
「お正月公演だから、わかりやすくベタなやつ作りましょうか」
と、打ち合わせ前には話していましたが、結構ポップな作品になりそうです。楽しみだ。
今年は新喜劇以外で言いますと、タンザクで連載中の『オカルトーク!』の新作もちらちら書いていました。6月にはニナハチさんに漫画化していただき、マンガMeeで、今も連載中でございます。来年も続く予定ですので、面白がってくださっている読者の皆様、引き続きタンザクのほうも漫画のほうもご贔屓にお願いいたします。
Netflixの『浅草キッド』を鑑賞しました。
じ、つ、に! 素晴らしかった! 泣いたなあ。ビートたけしさんが好きだし、大泉洋さんが好きだし、お笑いの劇場で仕事してるし、要するに観る前から感動する準備はできていたんですが、観終わって、やはり感動。大感動。さびれていく劇場と華やかなテレビショーの世界。変わることを選んだ芸人と変わらずに抗った芸人。光と影の厳然たる対比が胸に迫る大傑作でございました。
数日後、M‐1グランプリの決勝がありますが、なんだろう、『浅草キッド』を観たおかげで、例年よりも強く「やっぱ漫才師かっけー!!」って思っちゃいそうな気がする。楽しみだ。
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