スプラトゥーン3のプレイ体験から考えだしたマッチングシステムの改善


着想

スプラトゥーンというゲームシリーズはおもしろい。
対戦は沼だ。

共感できる人は、「おもしろい。」と同じくらいこの感情も抱いたことがあるだろう。
イライラするんじゃ!!」

その一因はマッチングおよびレーティングのシステムにあると思ったため、まとめてみた。

訴求したい内容

オンライン対戦ゲームにおけるマッチングおよびレーティングの調整は、
ユーザー体験の向上に欠かせないものである。

多くの人間が納得する調整は非常に難しいが、工夫によってユーザー体験を向上させられる余地がある。
https://gigazine.net/news/20200727-elo-rating-game/

そもそも、人間は勝率5割では満足できず、それ以上の高い勝率を求めている傾向がある。
https://togetter.com/li/1222264
https://splatoon-torikara.com/archives/41005

上記を解決するために以下を提案する。
①PvEイベントの挿入
 ⇒ NPCに負け役となってもらう。
②正確なマッチングシステムと、レーティング計算での工夫
 ⇒ 計算リソースを確保し、細かい粒度での計算とマッチング速度を両立
 ⇒ 勝ち負けだけでなく、試合内容でのレート加算
③マッチングおよびレーティングの透明性の確保

 ➡ ①については、下記「■PvEイベントについて」参照
 ➡ ②③については、Powerpoint資料「オンライン対戦ゲームにおけるマッチング機能およびレーティング機能」参照

PvEイベントについて

【目的】
・負けが込んでイライラしているプレイヤーの憂さ晴らし
・単調な連戦に対して、多様な体験の提供
・勝利や報酬の提供
・ランダム性を取り入れ、よりパーティーゲームらしくすることで初心者も勝てる/楽しめる

【具体的には】
・スマブラの挑戦者のような乱入感のあるイベント
 ⇒ オカシラ襲来やオクタリアン襲来など、今まで対戦していたプレイヤーと共闘できるもの
  ⇒ 直前のマッチで集まったプレイヤーのうち、挑戦を選んだプレイヤーで協力。強かった敵プレイヤーも味方に来ることで頼もしく感じられる。
・厳格な対戦とは異なり、ランダム性を持たせる。
 ⇒ イベントマッチのようなめちゃくちゃ感、マリオカートのように大逆転が可能な要素を持たせる。ミニゲーム感覚。
・PvEイベントはスキップ可能だが、参加すると報酬としてお金やオキモノなどのアイテム、微小なレーティング上昇を得られる。

Powerpoint資料「オンライン対戦ゲームにおけるマッチング機能およびレーティング機能」



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