何を話して良いかわからない!?
先輩達の働きを見て、いざ、自分も頑張ろうと思っても、若者、オジサマ、お父さん世代の方達との話のツボが合わず、沈黙が増え、もどかしく感じる。
そこで私が勉強したのは、まずは自分のきゃらくたーを設定すること。数あるキャラクターの中で、自分の良いところを最大限に生かせるキャラクターを探し、見つけたのが、(飲みキャラ)(ヤンキー)まずはこの二つだった。性格的にも、もともとの顔つきもあり、まずはこの二つから確実にお客様の印象に残る!ことを目標にした。
そして、家に帰ると必ず今日のニュースを見て、哲学の本を読み、お客様との会話に沈黙が流れないように必死に覚えることに徹したのだった。
しかし、頑張りすぎて寝る時間をカットしてしまうと、翌日のお酒の酔いに大きく影響してしまい、すぐ潰れたり、酔いが回るのが早くなってしまうので、最低でも4時間は寝る時間の確保をした。
それでも先輩たちの働きには追い付かず、負けず嫌いの私は、毎日悔しい気持ちを抱えたまま、職場と家とを行き来し、努力の日々を惜しまなかった。