KEENの価値をお客様に届ける、お客様と一緒に挑戦する(KEEN株式会社 Customer Team Lead 佐藤志保)
<この記事は、KEENの採用特設サイト インタビュー記事と同内容です。>
植田成美(以下、Narumi):
現在のポジション・業務内容について聞かせてください。
佐藤志保(以下、Shiho):
KEEN Manager(KEENが提供するSaaS)と、コミュニティサポートの2つの事業に関わっています。
KEEN Managerに関わる業務では、マーケティング、セールス、カスタマーサクセスといったお客様に関わる部分全体を担当しています。
コミュニティサポートの事業では、コミュニティの企画・立ち上げや、活性化をサポートしています。実際にイベントの運営やオンラインポータルでのお客様とのコミュニケーションなど運営を代行することもあります。
Narumi:
KEENに入るまでのご経歴をお聞かせください。
Shiho:
大学卒業後はコンサルティングファームに入り、大企業を顧客とする戦略・新規事業の支援に携わっていました。現場での業務を重ね、最終的にはフィールドリーダーを務めました。
その後は日本酒のベンチャー企業にて広報PRやコーポレート業務を担当し、クラウドファンディングの企画運営、自社展開の飲食店の立ち上げに関わりました。
退職後は再びコンサルティングのお仕事をしつつ、業務委託でいくつかの企業の広報PRの支援を行っていました。
Narumi:
KEENを知ったきっかけはなんですか。
Shiho:
代表の小倉とは日本酒のベンチャーにいた頃の日本酒つながりです。(笑)
2019年の初頭に再会し、意気投合してお仕事を手伝うようになったのがプリズムテック(現KEEN)を知ったきっかけです。
Narumi:
日本酒のベンチャー企業とプリズムテック(現KEEN)のほかに、スタートアップのご経験はありますか。
Shiho:
業務委託でいくつかベンチャー、スタートアップ企業のお仕事をしていたので、スタートアップに関わる機会は多かったですね。
Narumi:
KEENに入る決め手はなんでしたか。
Shiho:
コンサルティングなどの仕事に従事しているなかで、育児と仕事の両立など女性として働き続けることに漠然とした不安があったんですよね。小倉と再会した時にそのような話をして、すごく共感したのを覚えています。
ただ、この船に乗れば(=KEENに入社すれば)その不安が解消できると思ったわけではありません。仕事も家庭も第一線でこなす働き方のロールモデルが、当時自分の周りにいなかったので、KEENで働くことでその道を探りたいと考えていました。
Narumi:
ShihoさんがKEENの業務の中で大切にしていることはありますか。
Shiho:
まずコミュニティ、ユーザーとの関係を作っておこなうコミュニティマーケティングはすごく新しく、すぐに結果が出る領域ではありません。その中で、やり方を模索するということに、お客様はかなり不安だと思うんです。そのようなお客様に寄り添い、一緒に前に進んでいくんだという気持ちを大切にしていますね。
特にKEEN Managerを利用するお客様は市場でもアーリーアダプターであるケースが多く、そんな方々とともに走っていく、開拓していく感覚で取り組んでいます。
Narumi:
現在カスタマーチームのリーダーを務めるShihoさんですが、リーダーとして大事にされていることはありますか。
Shiho:
まず、社会人の(業務経験のある)メンバーにはそれぞれのプロフェッショナリズムがあり、その人にしか持ち得ない視点があると思うので、その視点をうまくKEENという場を使って発揮していただきたいです。とはいえやっていること自体はすごく新しいことなので、私と一緒に手探りしながらですね。
スタートアップという場に関わっているからこそ、私から大きい方向性は示すものの、「もっとこうしたらいいんじゃないか」という皆さんそれぞれの考えやアイデア、信念を尊重することが大事だと思っています。それぞれの人たちが得意なこと・苦手なことを見ていきたいですね。
一方、インターンの皆さんはまず学生で、業務経験が十分あるわけではないなか、ゼロスタートの環境ですごく頑張ってもらっています。そんななかでも皆さん頑張ってアウトプットしてくれていますね。
最初のクオリティというよりも、わからないなりに提案・アウトプットしてくれる姿勢を尊重したいと思っていて、そのなかで何か学んだり、何かを得たことを評価しています。
Narumi:
KEENメンバーの印象を教えていただきたいです。チーム全体の雰囲気についてもお聞かせください。
Shiho:
社名の通りKEENな人が多いなと思いますね。親しみやすい雰囲気なんだけれど、実は熱いマインドがあって一生懸命な人が多いなという印象です。それはインターンの方も含めて。今後もそうであってほしいし、逆に斜に構えたクールさは今は要らないかなと思います。あとは、スタートアップという環境を活かして気持ちよくリスクを取れる人が多いですね。
Narumi:
Shihoさんが思うKEENっぽい人たちって、どんな人たちですか。
Shiho:
さっきの話と方向性が違うように聞こえると思うんですけど、「やさしい人」ですかね。思いやりがある、というと月並みな表現ですが、中身はクールでも人に対して寄り添えるやさしさがKEENっぽい人の特徴ですね。
Narumi:
KEENの一員として大切にしていることを教えてください。
Shiho:
そうですね。この会社はまだ小さいチームだからこそ、外部から見られた時に、「KEENの人たちってああいう感じだよね」と自分がひとつの印象として映ると思います。なのでKEENの一員としての振る舞いを重視するようにしています。かといって過剰に意識してはいませんけどね。
Narumi:
これからKEENに入ってくれる人に向けて、KEENの魅力を語っていただきたいです。
Shiho:
まず、KEENが扱っているものってめちゃくちゃ面白いですよね。
例えばコミュニティサポートの事業については、すごく難しいけれど、みんなが熱い想いを持って取り組んでいる部門です。そのくらいKEENの事業は面白いし、ピュアにユーザーさんの成功を祈って取り組める環境ですね。決まったフレームワークが存在しないので、そういうことに挑戦してみたい人にとっては魅力的な場だと思います。
KEEN Managerにしても、ツールもまだまだこれから開発されて進化していくものです。お客様との話し合いやプロダクトへのフィードバックを通して、どのように価値を届けるかを考えていく。その過程に関われることは面白い体験になるはずです。
Narumi:
KEENという会社全体の魅力についても語っていただきたいです。
Shiho:
まず、KEENはめっちゃいいチームだということを強く伝えたいです。代表の小倉をはじめ、エンジニアの堀やインターン、そして業務委託のメンバーも、KEENを体現するような人たちが多いです。それぞれにプロフェッショナリズムをもったメンバーと一緒に働くことができるのは、とても恵まれていますし、魅力的だと思います。
もうひとつの魅力は、(現時点で)社員番号が一桁のスタートアップで、プロダクト・事業・サービスづくりにコアに関わることができることですね。一緒に議論していくなかで、「一翼を担っている」感覚を得られると思います。
Narumi:
ありがとうございました。