礼拝メッセージ 2020.3.29
◆説教テーマ:【 主の復活シリーズ② 】『 魂を目覚めさせる鶏の声 』
◆説教個所:マタイによる福音書 26:69〜75
【背景】
先週はゲツセマネの園の祈りについて学びました。その後、ユダの裏切りによってイエス様は捕らえられます。弟子たちは皆恐れをなして逃げてしまいました。孤独になったイエス様は暴力を受けながら、裁判を受けます。
そこへペトロとヨハネが様子を見にきたのですが、彼らは怖くて近寄れません。すると、ある人がペトロに話しかけます。「あなたはイエスと一緒にいた人ではないか」と。ペトロは否定しますが、再び「一緒にいた人だ」と言われ、「私は知らない」と応え、三度目も・・・結局、イエス様の預言通り「三度知らない」と言ってしまったのです。
【ポイント】
1.主は( わたし )よりも、わたしを知っておられる
私たちは自分で自分のことを全て理解しているつもりですが、意外と自分
自身を知りません。私を本当に知ってくださるのは主ご自身であるのです。主は私の弱さも足りなさも全部知った上で、私を愛し、受け入れてくださっていることを知りましょう。
2.主の御心を悟って( 霊的な目 ) を覚まそう
自分の努力や力によってここまで生きてきたと思っている人がいて、常に自分が中心です。しかし、私たちの信仰の中心はイエス様です。いつの間にか自己中心になってしまった霊的な目を覚まし、主に正しく仕えるものとなりましょう。
【まとめ】
自分に頼る自分中心の信仰から抜け出してください。自分は、弱いものであることを悟り、イエス様中心の信仰生活を送りましょう。
【暗唱聖句】
「主よ、あなたは私を調べ/私を知っておられる。」(詩篇 139:1)
「どこに行けば、あなたの霊から離れられよう。/どこに逃れれば、御顔を避けられよう。天に登ろうとも、あなたはそこにおられ/陰府に身を横たえようとも/あなたはそこにおられます。」(詩篇139:7〜8)