礼拝メッセージ 2020.09.13
◆説教テーマ:『 どうすれば祝福されるのか 』
◆説教個所:ガラテヤの信徒への手紙 3:23〜29
【背景】
良いクリスチャンとはどのような人でしょうか。律法を行い、きちんと決められたことを行える真面目な人が良い信仰者なのでしょうか。それも確かに大切なことですが、私達の評価は決して行いによるのではありません。大切なことは私たちは皆、神に愛されていて、信仰によって祝福されるということです。
【ポイント】
1.私たちは( 行い )ではなく、( 信仰 )が求められている
神は私たちを憐れみによって一方的に愛すると言う契約を結ぶとともに、従うならば祝福すると言う契約を与えます。これは私達が練られ、清められるための基準です。しかし、その基準は行いではなく、信仰にあります。どれほど神を愛しているのかが問われるのです。
2.神と私たちは雇用関係ではなく( 親子関係 )である
仕事ならば、働かない人は雇用関係を切られてしまいますが、私たちと神様の関係は切れるような関係ではありません。神は私たちに「なぜできないのだ、お前を捨てる」とは言わず、「私はお前を愛し、決して捨てない」と言ってくださる関係なのです。そして、これはいつまでも変わりません。
【まとめ】
従わなければ祝福されない、祝福されたいならば従わなければならないという考え方ではなく、主を愛する者は従うことができるようになり、そうすれば自ずと祝福されるのです。私達が神の子であり、神の相続人である以上、主を愛することは容易なことですから、特別に努力しなくても、祝福されることも決まっているのです。
【暗唱聖句】(出エジプト19:5〜6)
「 今、もしわたしの声に聞き従い/わたしの契約を守るならば
あなたたちはすべての民の間にあって/わたしの宝となる。
世界はすべてわたしのものである。
あなたたちは、わたしにとって/祭司の王国、聖なる国民となる。
これが、イスラエルの人々に語るべき言葉である。 」