OSKYRKSL FUTSAL CONSIDERATION【#9-4】ピヴォのタスク
ポジション編の最後は赤4番、ピヴォの話です!
引っ張る
ピヴォが前に張ることで相手が1人ついて来ないといけなくなります。そのお陰で自陣で密集せずパスを回すことができます。
余談ですが以前少し出てきた4-0(ヨンゼロ/クワトロゼロ)の形は自陣に4人いることになるため密集してしまいます。そのためピヴォがいなくてもパスが得意なチームに向いており、初心者の方にはオススメではないとお伝えしました。
さてピヴォは引っ張るからには攻撃時に基本自陣に降りてきません。フィジカルが強い選手はピヴォをしてもらうのがいいかもしれません。
但し例えば僕がピヴォをする時はどちらかと言うとサイドに開いたりアラの選手と流動的に入れ替わったりします。
そして引っ張るからといって守備の時は勿論ボールラインよりダッシュで戻ってくることが必要です。
消える⇔顔を出す
ひとつ練習メニューを紹介させていただきます。
(ルール)
上の絵で自陣にいる赤3人はピヴォにパスが当たるまで相手陣地に入れません。ピヴォも基本パスをもらうまで自陣に下がるのは禁止です。ピヴォに当たったらそこからシュートへ行きます。
シンプルなメニューですが攻守共に非常におもしろい練習です。
守備側はピヴォにパスを当てさせないようどこに立つか後ろからの声や自身でも首を振りピヴォの位置を確認しながらDFする必要があります。
ピヴォは相手フィクソ青4番とも駆け引きしながら顔を出さないといけません。顔を出すというのは前回のアラの話でもあったように、相手DFにとられない角度をつけるということです。
例えば青4番の背中にいて、次のパスで当たりそうな時に青4番の前にバスケのスクリーンをするようにして顔を出すなど色々駆け引きをしてみてください^^
背負う⇒ターン
ピヴォ当ての記事で書きましたがピヴォはT-UPのようにシュートを打ってもらうためのつぶれ役になることがしばしばです。
半身になり相手の腰に手を当て、相手からボールを奪われないようにしっかり背負う必要があります。
そして時にはターンし自身でシュートを打つこともひとつの選択肢です。この時に注意したいのがボールを晒さないこと!そのまま振り返るようなターンではなく相手の力を利用しボールを隠しながら、相手とボールを物理的に距離をあけたまま振り向きます。絵で説明するよりぜひ「ピヴォ ターン」等でyoutube等で調べてみてください^^
3ポジションの役割をざっと書いてみましたがいかがでしたでしょうか?
改めて書きますが、チームで勝ちたい場合に大事なのは必ずボールラインまで下がる守備やファーへ飛び込むことなど、気持ちにあった行動の部分です。なにより記事を読んでくださったりうちへ参加することで、もっともっとフットサルをすることが楽しいと思っていただけるようになれば幸いです^^
お読みいただきありがとうございます。実用的な記事を書けるよう努力してまいります。大阪ゆる個サルへのご参加もお待ちしています!