FOR BEGINNERS #6 喜憂
まず最初に。
ゴールを決めることはすごく嬉しいと思います。そしてミスすると苛立つことがあるかもしれません。
フットサルに限らずスポーツではそういった感情とどう向き合っていくか、そしてどう表現するかという側面があると思います。
基本的に嬉しい時は嬉しい、悲しい時は悲しいで良いですし、個サルでゴールを決めた時は盛大に喜んでいただく方が良いと思っています。個サルではリアクションの大きい方は場を盛り上げる要因になるためとても助かっています。
ここまでが前提です!
次に、個サルではなく大会等で勝つという目的の場合では、一喜一憂しない癖をつけていくことが重要です。
何故ならシュートを打って相手GKにキャッチされた瞬間も時間は動いているからです。天を仰いでいる間に相手は動き出し、それをめがけてGKが投げれば一気に失点のピンチになります。
これは僕も意識することで癖をとりました。
例えば打ったシュートが相手GKにキャッチされてしまったとします。「悔しい!」と思い天井か床を一瞬でも見る癖がついていませんでしょうか。
味方へのパスが相手にとられてしまった時もそうです。「ごめーん!」と謝りたい気持ちは大事なのですが勝つためにそのコンマ何秒が致命傷になることがあります。「ごめーん」は後で言うことができます。どうしても言いたい場合は言いながら一歩でも守備に戻ることがポイントです。
何故なら謝っていても守備をしてなかったら「反省してないやん」と思われるからです。反省とは行動だからです。
今回、タイトル的に精神論かなと思われるかもしれませんが違います。
特に攻撃から守備に変わる際の優先順位の話です。
攻撃の時からボールを取られた時のことを想定しておくのは1つですが、取られた瞬間すべきは撤退しながら状況把握することです。どこに戻るべきか、誰をマークすべきかは重要で特にボールから目を切らないことです。
GKにキャッチされた瞬間、相手に背を向けていませんか?
非常に細かいことを言ってますがこれこそ上達の一歩です!
先述したように個サルはあくまで楽しむ場ですが、上手い人(フットサルをある程度のレベルでよく知っている人)はシュートを外したらすぐに切り替えているものです。もし頭を抱えていれば盛り上げるためにわざとやってくれていると断言できます。
何故なら上手な人は全てのプレーを意図して行っているからです。
そのポジショニングの正解不正解はともかく、あと一歩左か右に立つかまで意図してポジショニングし、パスも味方の左足に出すか右足に出すかまで考えているからです。
僕のnoteでは一貫して守備を覚えるのが上達の一歩とお伝えしています。攻撃はアドリブでなんとかなるけど守備は知識が無いと連動できません。
その守備の一歩こそ切りかえの速さです。
まずは切りかえ0秒を実践してみてください!
お読みいただきありがとうございます。実用的な記事を書けるよう努力してまいります。大阪ゆる個サルへのご参加もお待ちしています!