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お金で繋がる交流の弊害

コロナ渦でこの1年近く、ベトナムと日本の往来が自由に出来なくなり多くのベトナム関係のイベントも中止となってしまっています。
特にビジネスの関連のイベントは少なくなっていて、お金の切れ目が縁の切れ目ではないですが、日本とベトナム間の経済的な交流イベントも少なくなってきています。

そもそも、ベトナム文化が好きだからとか、ベトナム人が好きだからという理由で交流しているわけでもない方々にとって、ビジネスでの往来が出来なかったり、利権のうまみを享受出来る機会が失われてしまったらお金をかけて交流をする意味が無くなってしまうため、一気に相互間の交流が縮小してしまいます。

元々、大阪は商人の町だからなのかも知れませんが、その傾向は強く、東京などがベトナムフェスティバルなどを行なっているにも関わらず、この1年大阪では文化交流などは無いにも等しい状態で、開店休業状態の団体も少なくありません。利権のために日越交流をされている場合は、そもそもビジネス交流が出来にくくなっているので仕方ない状況なのかも知れません。

コロナ過のこういう状況が、その期間にどういった活動を社会に向けて行なっていたかが、その団体の本質をリトマス試験紙のようにあぶりだしたかも知れません。

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ただ、ビジネス利権のために活動されていない方々はコロナ過以前とは活動の内容を修正したり変更したりしてでも相互の交流を続けられているようなので、当協会もそういった方々を見習っていきたいと思います。



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