つみたてNISAプチ講座② 投資は怖いもの?
「つみたてNISA」とよく比較される「iDeCo(個人型確定拠出年金)」
●「iDeCo(イデコ)」のデメリット:60歳まで引き出せない(利用可能期間は原則65歳まで)
→「つみたてNISA」は途中で売却できる。つまり、急な入り用にも対応できる。
●「iDeCo」のデメリット:口座開設手数料、口座管理手数料がかかる
→「つみたてNISA」は無料で始められる。
●「つみたてNISA」と「iDeCo」は併用できる
→資金に余裕のあるなら両方やるとよい。
「つみたてNISA」は最近、制度の変更で再び話題に!
2023年まで(現行):
●「つみたてNISA」と「一般NISA」のどちらか一方しかできない(併用不可)
●非課税投資枠が年間40万円(もっと投資に回したい声も多かった)
●投資期間が最長20年(20年後に価値が下がっていたとき、持ち越したら課税される…という不安があった)
2024年から(新制度):
●「つみたて投資枠」年間120万円と「成長投資枠」年間240万円(併用可能)
●投資期間が無期限
投資するにあたって一番避けたいこと
=「元本割れ」
金融商品(株やNISAなど)の価値が、実際に払った金額を下回ること。
「元本割れ」を防ぐ
=「リスクヘッジ」
リスクを予測して、リスクに対応できるよう備えること。
●毎月同じ金額で買う
安いときに多く買える
高いときに少なく買える
(ドルコスト平均法)
→暴落しても、慌てない。
●長期間続ける
早く始める
長く続ける
(時間分散)
→長く続けるほど、途中で上がったり下がったりしても、トータルで適正範囲内に収められる可能性が高くなる。
●「信託報酬(運用管理費用)」が低い「ファンド(銘柄)」を選ぶ
「信託報酬(運用管理費用)」とは、
運用会社に支払われる費用。
(必要経費を抑える)
※「ファンド(銘柄)」を「売却」するときに差し引きされます。
●分散投資をする
資産の分散
地域の分散
→「ファンド(銘柄)」選びへ
【先の読めない世の中だけど、ある程度のリスクは回避できる。】
(つづきます。)
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