ハワイの言語
ハワイにはピジンイングリッシュならぬ言語が話されています。
英語で書くとPidgin.
1800年代後半に大量の移民がサトウキビ畑で働き始めた頃、ポルトガル人、日本人、韓国人などなどが英語を話す白人上司と、ハワイの現地人と話すために出来上がった言葉。
ベースは英語だけど、うまく英語ができない人たちが作ってるから
ちょっと日本語英語みたいなカタカナ語みたいな感じもある
そこにハワイ語も混ざってたりで、アメリカ本土では使わないし話し方も全然違う。
よく、日本で勉強してそこそこできたから英語に自信のあった日本人がハワイに来たのに実際英語がわからずに自信を一気になくすのはそのせいです。
簡単に言うと方言。
ま、街(ワイキキとか)にいればそこまでひどい人は見ないけど
オアフ島の西側(Konishikiとかが住んでるエリア)の人々のピジンはとても強い。
私はあまり日本で英語をやってこなかったので詳しくないですが
一般的に日本のみんなが小中高で学ぶ文法、
それに沿って勉強してきた人はピジンを聞くと目玉転げ落ちます。
その中でもDa kineはかなり有名。サーフブランドの名前にもなってるぐらい。
The kindってこと。
これがもう何にでも使える。
日本語で言うと「あれ」みたいな
あれ取ってあれあれ!
あっち!
あいつ
とか何でも使えます。
職場で、キャプテンが"E! Da kine is coming from da kine!!"とイルカが来たときにとっさに叫んでいて
何がどっから来てんねん!と思うところですが…
何が言いたいかと言うと「おい!イルカがあっちから来てるぞ!」てこと
ちなみに文頭の”E"(ローマ字風にエーと発音する。)は人に呼びかける時に使います。「ねぇ」みたいな。
使いこなすと便利すぎます。
あとcan notのことをno canって言ったり、
同じ職場で、新しいドライバーがバンをぶつけた時、
彼の名前がたまたまParkさん。
駐車に失敗したので同僚が彼に付けたあだ名は"no can park"=駐車できない
かなりブラックだが... no canとはこうやって使う。
あと、she don't get nothingとか平気で言う。
あいつには何もやらん!的な。
英語の先生はツッコミどころしかないでしょう。
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