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自分の機嫌は自分でとる

喧嘩にはならないまでも、なんとなく家族の誰かが不機嫌だとそれが伝わって嫌ーな空気になりますよね。
子供が産まれる前はお互いに不機嫌をぶつけ合ってたし、結果喧嘩になってました…懐かしいというか幼稚だったな。

不機嫌って結局、かまってちゃんアピールしてるだけなので心許せる人で無ければ不機嫌な態度とれない。と、気づいたのはつい最近。

あ、店員さんや窓口のスタッフさんなんかの接客してくれる人にぶつけるのは不機嫌でなくて八つ当たりで別物だと思ってます。(まれにかまってちゃんはいますが…)

家族が増えて自然と心がけるようになったことが「自分の機嫌は自分でとる」であったと気づいた。それが結果、喧嘩をしなくなったことでもあると思う。

小さい頃は親もあきれるほど小心だったから常に顔色を伺う子供だった。かといって引っ込み思案なわけではなく、人並み以上に家族にも周りの人にも迷惑をかけてきた。なのに、なぜか両親の顔色に敏感にすごしていた。

父親は寡黙で怒られるとか注意されたことは皆無でやさしいけど母親がもっぱら怒る役回りだった。だから母親が怒ることにはなんとも思わなかったが、物静かな父親と大好きな母親が喧嘩することが非日常でそれこそ子供のときは地獄の時間だった。
原因はさまざまだっただろうが、当時はそのすべてが自分の言動がきっかけだと思い込んでひたすらおびえていた。自分の存在が両親をこんな状況に陥れているのだと思ってさえいた。

だから家族が増えた時に子供にはそんな思いはさせたくなかったので穏やかな日々をすごすことを心がけた。少なくとも自分が不機嫌でなければ喧嘩の確率は1/2になるのだからと。これも喧嘩しないためのルールになっていた。

でもそれを奥さんもするべきだとは思わなかったし、言うべきでないとも思った。自分で自分の機嫌をとれるとこに越したことはないけど。
帰宅前にコーヒー飲んで10分だけ心落ち着けるとか、毎週の趣味で発散するなんて状態は自分にしかないから…なんてことはなくて、「不機嫌=かまってちゃんアピール」ってわかるとその状態が可愛いと思えてもう楽しい。

すぐにわかる不機嫌もあれば、なんとなくそうかなって見極めが難しいときもあるけど、「癖」みたいなことがあることに気づければそれだけで楽しい。あっ、アノのサインでたなって。
ちなみにうちの奥さんは腕を組んでるとまさにその時。

みんながみんな、自分の機嫌は自分で取るなんてことできなくても、誰か一人ができれば十分だと思います。そしてその誰かはきっと機動力(自由な時間がある人)か愛でる気持ちがある人がやるべきですね。

おしまい。

初めて文章を書きます。 読みづらい、わかりづらい点が多々ありますがお許しください。