建玉の練習【高値圏の横ばい】
今回の銘柄は【5631 日本製鋼所】です。
週足
近い高値 10000円
近い安値 8500円
天井 無し、又は10000円
大底 7000円
メインの道具は、週足の緑
このチャートは週足の上昇局面と、日足の横ばい局面が拮抗している場面
週足では綺麗な上昇局面中ではあるが、既に前の高値に到達している。
日足は一度局面を崩した後に復活している場面なので、8500円を割り込むと取り敢えず7000円、最悪4000円までの下落が見込めてしまうのでポイントは8500円付近にある緑を割るのかどうか。9000円以下の位置で緑を割り込んでしまうと緑の高値切り下げ、8000円を割れた時点で週足の下落局面が確定になるので、緑=日足の紫を割ったら逃げる。
日足
線の順番や緑の高値安値、オレンジの上なので上げの条件は整ってはいるが、ここは天井圏、前の高値に並んでいるので、取り敢えずは売りから入る。上昇3か月で10000円の節目であるので、青までは下げてくれるかな?とは思うが、下げに勢いが出ずダラダラするようなら即買いに転換する。売りの目線継続には青をすんなり割ってくれるかどうかがポイント。
練習結果
①2-0
取り敢えずは前の高値なので売りを入ってみる。持ち上げられたら前のローソク足の高値を越える陽線まで何もしない。そこで追加しても下げないようなら、一度赤を割って、その後再度赤の上に乗る足まで待って売りを追加する計画。週足買いか、日足横ばいなら売りをすることに利点はあまりないが、この位置からは買えないので取り敢えず日足の横ばいを根拠に売りから入ってみる。青をすんなり割らないのなら即買いに転換する頭でいる。
②0-0
下げ8本もかけて20日線に到達、売りに勢いが無さすぎる。騙しの陽線のようになったものの20日をスムーズに割れなかったので売りは諦める。
③0-2
売りは諦めたものの、天井圏なのであともう一回くる売りが出やすいポイントを警戒したが、前の緑の高値を越えた位置で横ばっているのは全ての線に上昇のとって良い影響を与えるので順張りで出遅れたが買い。4日前の陽線が上昇へのキッカケにも見えたが、この陽線が騙しの陽線である可能性Gまだ否定できなかったので躊躇した。しかしならば2日前の陰線でエントリーできたはずが、赤を微妙に割っていいるようにも見えなくもないという理由からひよってしまった。反省。
④0-1
買い直し
横ばいから1本上げてまたすぐに横ばいは少々弱いので、緑タッチで追加できるよう0-1エントリー。
⑤0-1
買い直し
前回はトレンドが出た後だったので、変にローソク足で判断して1しか買えなかったことを反省。しかしここは緑からのの距離があること、上げて6か月であることから0-1エントリー。
前回積めなかった後悔があるからと今回を強気で行くのは違うと思うので。
⑥0-1
翌日に陰線で赤を割られ、騙しの陽線の形になると最悪なので、微益だが一旦手仕舞い買い直し。下げられても戦えるように玉の管理を厳密に行う。
⑦0-0
2日前の陽線は売り目線の方が大好きな売りポイントだと思うので、一旦手仕舞い。下げて2本目なので、緑の上でうだうだ本数を稼いでくれたらよいが、緑を割ると前回よりも局面が悪くなるので、買いは10000円付近までお預け。
⑧0-1
下げて6本を消化して前の安値に来たので、一応買ってみる。
ただ直前よりも既に局面は悪くしているので0-1だけ。次は青タッチで追加する。
⑨0-2
戦う玉なら0-3にするが、逃げの建玉にするので1だけ追加。9000円までの買い下がりで逃げる。
騙しの陽線が出た後、且つ自分でさっき「買うなら10000円付近まで待つ」と言っておきながら⑧で試し買いをしたのは本当に蛇足だった。失敗。
⑩0-4
コストを青の下に持ってくる。逃げの建玉なので指値をしておく。
⑪0-0
青下にコストがあったので、指値で撤退。
このままストレートで上昇とは考えられないので、緑が青を割るのを確認したら次からの玉は売りで入る。
⑫2-0
青タッチが上昇の一旦のゴールと見て売り。次の玉は前の緑の高値を越えるまで待って入れる予定。その次は12000円の高値越え。
⑬0-0
この売りの一旦のゴールはオレンジまでなので、終了。
感想
④で0-1しか入れられなかったのは確実に失敗。ここはもう横ばい相場を抜けた後、且つ横ばい上限の10000円を割らない陰線であったことから、怖がる必要なく0-2で入れるべきだった。最高値圏ということにビビり、冷静に見れていなかったことを反省。
⑦で局面が変わったわけではないが、売りの展開になることに気付き切れたのは良かった。しかし、「青タッチの10000円までは買いを待つ」と自分で宣言しておきながらなぜ⑧でフライングをしたのか…。コストの管理で逃げ切ることは出来たが、明らかに不要な玉だった。
売りど転をしたらこんな蛇足をせずに済んだのか?…いや、ここから売るのは仮に上昇されたときに最悪な結果にしかならないので、売りど転は必要なかった。なので、単純に待てなかったことが反省。
その後売りに目線の転換をするタイミングは逃さず入れたのは良かった。