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LPIC LEVEL1(101,102)_合格日記

【前提、基礎知識】
高校生在学中にITパスポートに合格。
社会人になってからは、業務内でVBAやPythonを利用したデータ集計を経験した。
現在はコンサルから異業種転職をし、エンジニアを目指しつつ運用保守とPMO業務を担当している。
今後はネットワーク系に進みたいと思っているが、まずはともあれ基本的なサーバの勉強をしようとLPICを受験することにした。


LPICを受験する人で全くのIT初心者は少ないと思うので、多くの人は後述のペースで合格できると思う。
ただ「サーバ、ハブ、ポート等の基本的な用語がなんとなくわかる」、「条件式やループ等の超基礎的なアルゴリズムがわかる」と良い。
ただ、わからなくても試験自体は丸暗記でなんとかなるので、それらの学習も後回しで良いと個人的に思う。

【勉強環境】
平日の通勤時間が片道1時間45分ほどあったので、そこで書籍またはスマホで学習した。
休日(土日)は自宅学習を2~5時間程度行った。
合計70時間程度。

【勉強期間】
101は2/16-3/3(約2週間)
740/800点で合格

102は3/3-3/16(約2週間)
650/800点で合格

【勉強方法】
使用した教材は
あずき本(といわれる一般的な市販教科書)
スピードマスター(市販の問題集)
タッチQ(問題集の無料サイト)



①あずき本を1章分さらっと読み、すぐ解答を見ていいので章末の確認問題を解く。
②章の頭に戻り、確認問題に出た論点を重点的に読み、今度は解答はすぐ見ずにまとめ問題を解く。
③次の章に進む(最後の章までいったらその時点で模擬問題をやってもいいし、スピードマスターの後にとっておいても良い)
④スピードマスターの各章を2周ずつ解く
⑤スピードマスターの模擬問題を2~3周解く
→この時点で正答率40/60程度であれば余裕で受かる。あずき本の模擬問題も少なくとも1周するといい。

勉強はほぼ暗記で、根本からの理解とかは必要ない。余裕がある人はWindows上で実際の仮想空間を作るか、YouTubeでCUI画面を見ておくと理解に役立つことはあると思うが、最速合格を目指す人には不要。

【コツ】
あずき本とスピードマスター、タッチキューの問題から頻出問題の目処をつけること。

教材を2周ほどすると、
101だとファイルシステムのコマンドオプションや正規表現、
102だとIPアドレスの表記や利用できる番号、netstatやtrancerouteコマンドがどの場面で使われるか、ifconfigとipの使い方等
が頻出である感覚が掴めてくると思う。
試験でもほぼ確実に出題される点なので抜かりなく勉強しておくべきだが、模擬問題と実試験でほぼ同じ問題が出題されるため、意識的に覚えておく必要もないかもしれない。

【気を付けること】
英語から日本語に雑翻訳されているため言い回しが独特。
ただ、雰囲気と選択肢を見れば、何が正解かは感覚でわかるため、あまり恐れなくてよい。102は文章の選択肢が増えるので慎重になる必要はある。
短い期間で合格を目指すなら、単元ごとに学習して関連知識をひとかたまりで覚えたほうがいい。LPICの問題は、どの場面の何の話なのかがわからなくなりやすい。

また、あずき本とスピードマスターでは章の区切りが異なるので、あずき本をさらっとでよいので一冊読み切ってからスピードマスターに行ったほうが学習効率が良い。

以上。
先日、CCNAに合格したのでその感想も後日まとめる。

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