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20231121日記_嫉妬の悪魔

 私は昔から嫉妬心が人一倍強い自負があり、そう言った自分が醜く感じられまた、憎いのである。嫉妬感情を俯瞰的に考えれば、この仕組みは至極簡単で誰でもわかる。つまり、自分だったらもっとうまくやれる(もしくはやれている)のになぜあんな奴がというクソショーモナイ自惚れが全ての元凶である。

 だから、嫉妬したら全部、とりあえずやってみればいい。それで敵わないとなると負けず嫌いが発生して行動の維持、能力の向上が見込まれ、相手の凄さを身をもって知ることもでき、誰かではなく、自分との戦いになり、人生が向上する。やってみて思ったものと違い、興味を全く失う場合もある、これも別に問題ない。嫉妬感情をそれ自体は薄まるし、なんだこんなものかで終わることもあったり、一ファンになり、プレイヤーとして実行することには興味を失うこともある。

 私はスポーツ鑑賞に興味が無い。熱狂したことも無く、スポーツ漫画も読むことができない。駅伝も嫌いだ。そのスポーツに、人生及び生活の全てを捧げてきた人間の様子を見て、勇気をもらうことなど、無い。寧ろ自分の駄目さ加減を感じて、辛い。努力の結晶を見ていると、辛い。そもそもスポーツ選手と自分を比較することが間違いだろいう意見は最もだが、それは、彼らを同じ人間として見ていないということではないだろうか。競馬は好きだ。何故なら彼らは人間ではなく、その能力を発達させ、人間がどうこうできる次元に居ないからだ。

 ランニングや筋トレは好きだが、マラソン大会には出たくない。格闘技には興味がある。誰かに勝つために何かをしようとすると、自分を苦しめる。自分に勝つために何かをしようとすると、自分を愉しませる。

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