低スペ&旧式Macbook Proで自作モデルを作ってVtuberやってみようという備忘録 その1
MacでVtuberやるのって難しい
こんにちは、おさかなと申します。
少しだけ絵が描けるオタクです。
Vtuberでの配信って憧れますよね、でもメインで使われているトラッキングソフトのFaceRigや後発のAnimazeはWindowsのみ対応…。
ほかにもオリジナルの2Dモデルを作成できるLive2Dはグラフィックボードもオンボードじゃない高スペックPCが必要だったり…
高スペックな最新のMacを買っても、搭載されているM1チップもLive2Dや配信ソフトはなかなか対応していなかったりと、MacユーザーでVtuberになるの難しくね?ってレベルです。
MacというかAppleユーザーはVtuberになるのは無理なのか…
と諦めるのはまだ早いです。
私は根っからのAppleユーザー、そしてお金もないけど時間だけはある人間なので、「低スペ旧式Macbook Proでも自作Vtuberでの配信ができるのか検証してみよう」と思い立ちました(前置き終わり)
とりあえず使った機材とソフトを羅列していきます。
使い方はまた別記事で。
使用機材
MacBook Pro(13-inch, Mid 2012)
Apple iPad Pro A1980(第3世代 2018年発売モデル)
iPhone XS Max
使用ソフト
ibisPaint(アイビスペイント):ペイントアプリ(iOS)
→基本無料(¥860で広告非表示・全ブラシ使用可能)
https://apps.apple.com/jp/app/ibis-paint/id441179131?l=en
Live2D Cubism Editor:モデリングソフト(PC)
→42日間無料使用可能、42日以降¥2,288(税込)/月
https://www.live2d.com/
VTube Studio:トラッキングソフト
→iOS版・STEAM(PC)版有り、iOS版で¥2,820課金することでSTEAM(PC)版との接続が可能に。iPhone XS Maxのトラッキング機能を使用することで高精度のトラッキングが可能。
https://store.steampowered.com/app/1325860/VTube_Studio/?l=japanese (STEAM版リンク)
OBS (Open Broadcaster Software):ストリーミング配信・録画ソフト
→無料でつかいやすい、クロマキー対応
https://obsproject.com/ja/download
CoeFont STUDIO:読み上げサービス(ブラウザ)
→読み・アクセントを修正可能、Wavファイルを保存できるのでリップシンクが音ズレしても後に編集可能
https://coefont.studio/
Soundflower:仮想オーディオデバイス
→CoeFont STUDIOの音声をVTube Studioに入力するために使用。開発終了しているのでいつか最新OSに対応しなくなる可能性あり
https://github.com/mattingalls/Soundflower/releases
VITA:動画編集アプリ(iOS)
→動画から音声の分離が可能、テストに何度か使用。マクロキーには対応していない?
https://apps.apple.com/jp/app/vita-%E8%B6%85%E7%B0%A1%E5%8D%98-%E5%8B%95%E7%94%BB%E7%B7%A8%E9%9B%86/id1488430631
使用機材のスペック(という名の問題点)
ドライブありのRetinaディスプレイじゃない最後のモデルって言えばわかる人にはわかるモデルです。
CPUはLive2D動かすギリギリのレベルです(公式では推奨i7シリーズ以上と言われている)メモリは購入当時に公式で増設しましたが、動画などを扱うのであれば心許ないスペックですね。
問題はグラフィックボードです。Live2D公式ではオンボード(PCのマザーボードに直置きされてるグラボ…要は初期搭載グラボ)は推奨外とされています。
グラフィックボード外付けという裏技もあるんですが、なんせ金がない。なのでオンボードで特攻しました。
実際、絵にグラデーション使わなかったりそこまで細かいアニメーションを使わなかったのでなんとかなりましたね。
後はこのMacBook Pro、一度電気ケトルのお湯にする前の水をキーボードに注いで一度死にかけたのですが、個人に頼んで修理・HDDからSSDに換装してます。
一応動くのですが、たまにトラックパッドの挙動に大きなラグがあったりとんでもない方向に行ったりするので、その時はゲンコツすると直ります。
そんなギリギリアウトスペック&昭和の電気機器の直し方みたいな形で動かしているMacBook Proで、自作モデル作ろうなんて…
できないじゃない、やるんだよ
という勢いで紹介していきます。
よろしくお願いします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?