新出島クラブで令和7年度の会派政策要望をしてきました!
令和6年11月11日、市長以下三役と財務部、企画政策部、総務部の部長に対して新出島クラブとして政策要望をしてきました。
政策要望とは?
翌年度の政策に対して、各会派で意見を取りまとめたものを市長以下の執行部に対して提出するものです。
各会派が特に課題としていることを列挙し、説明する時間です。
これに対しては翌年に、要望がどのように進捗しているかについて各部局から案件別に回答をいただくことになっています。
今年の内容について、会派としての意見は次のような内容になりました。
組織力を高める施策
課題と対策
若手職員の離職やメンタルヘルスの問題が課題。
職員力を高め、市民に役立つ業種を育成することが重要。
職場の実態と上司関係
職場の実態
新入職員がやる気を持って入庁するも、仕事の経験を通じてアクシデントが発生し、諦める気持ちになることがある。
物言わぬ退職や諦めの姿勢が職場に貢献しない要因となる場合がある。
上司関係
パワハラ研修を受けたことで、上司が指導や仕事の振り分けを行うことに恐怖を感じ、精神的に悪化するケースがある。
この問題が積もると有識問題になりかねないため、解決に向けた実態調査が必要。
平和公園のスポーツ施設再配置問題
再配置問題
平和公園のスポーツ施設の再配置が具体化されている。
新たな文化施設のサウンディング調査を実施し、事業費の膨らみを防ぐための早急な対応が求められる。
東京交通削減時の対応
交通削減の影響
長崎で16路線が廃止され、新聞報道で大きく取り上げられた。
今後の加速を防ぐため、対応策の検討が必要。
スタジアムシティと名称問題
名称問題
スタジアムシティの名称から「宝町」と「銭座町」が消えていることが問題視されている。
観光スポットとしての名称の重要性から、再度競技し、名称に「サウス宝町」や「ノース銭座町」など、元の名称を含めることができないか検討を協議していただくことを求める。
特に新出島クラブとしては長崎市役所で働く職員の方々について、意欲を持って仕事に取り組んでいけるようにしてほしいということを強く求めています。
私もこれまで4回にわたって職員の働く環境改善について質問を重ねています。
多額の予算が必要なことではありませんので、今後の人材獲得難を見据えて真剣に迅速に取り組んでいかなければならないと思います。
これらの内容に対して市長から次の内容のお話がありました。
令和7年度予算編成に向けた考え方
長崎市の現状
人口減少と少子高齢化が進行しているが、100年に一度の街の変革のチャンスでもある。
経済再生、少子化対策、新市役所創造の3つの重点プロジェクトに取り組む。
財政運営の基本方針
市税の実財源が乏しく、義務的経費の割合が大きい。
新たな財源の確保と官民連携手法の導入を進める。
各部局の予算編成
サステナブル、デジタル、グローバルの3つの視点を意識。
市民サービスの向上を目指し、産学関連系の取り組みや市民共同の推進を図る。
人づくりと組織力の向上
人づくりの重要性
市として人づくりに力を入れ、地域に貢献する若者を育成する。
組織力を上げ、全体での協力を促進する。
職員の自覚と目標設定
職員の自覚を高め、具体的な目標設定を行うことが重要。
目標達成度を高めるための指導が求められる。
最後に、各議員からの意見を申し上げる機会がありましたので、私の方からは次の点について直接申し上げました。
子どもの幸福度向上
子どもたちのフォロー
高校生になると自殺率が高くなることが問題となっている
全国的に見ても子どもたちの幸福度が低い現状があるが、長崎市として世界に活躍できる子どもたちの育成を目指すビジョンがあるならば、長崎市の子どもたちの幸福度を高めようとする施策が必要
市が管轄する小中学生から県の管轄する高校に向けて、切れ目のないフォローを構築して欲しい
新出島クラブ 政策要望
下記に新出島クラブとしての政策要望の書面をアップロードしておきます。
ご覧になってください。