2019ニンジャスレイヤーエピソード投票を機に自分の感想をまとめてみる

ニンジャスレイヤーのエピソード投票に参加したい。

ドーモ、おさかなと言います。ニンジャスレイヤーを知って読み始めたのが確か第3部の最初の方、ロンゲストデイ〜やネヴァーダイズをTwitter連載で読むも専用のアカウントを作って実況に参加したのはつい最近のことだ。

表題のとおり2019ニンジャスレイヤーエピソード投票に参加したい。

noteに投票したエピソードの紹介記事を書く!そういうのもあるのか!

思い立ったが吉日。2020年はnoteを書く年にすると今決めた。


ぼくの投票エピソード

・ナクソス・アンダー・ファイア
 月が割れてからレッドハッグがどのように過ごし、そしてどのように再び「ニンジャスレイヤー」の世界に戻ってくるかを描いたエピソード。胡散臭い博士にAIロボット、クールなウキヨや狂信的でやばいボスキャラと(他のエピソードもたいがいだが)ぶっとんだ登場人物も魅力のひとつ。
 特にこのエピソードの好きなところは、謎の黒いカタナやかつての同僚の描写から、レッドハッグがここまでどう生きてきたかが仄めかされているところだ。正直なところ第三部で登場した彼女はぼくにとってそんなに印象に残るキャラクターではなかったのだけれども、このエピソードを通じてぼくのなかて「生きている」キャラクターになった、そのくらい彼女にフューチャーしているので彼女のファンはもとよりそうでない人にもおすすめだ(そもそも彼女を知らない人はラッキーだ、このエピソードの後に第三部を読めばきっともっと楽しめるからだ)。
 なによりクールなウキヨ、ススキ=サンが最高だ。

・ザ・リデンプション
 スガモ刑務所から消えたヤクザ天狗とヤマヒロのその後から始まるエピソード、間違いなく2019年最も衝撃をくれた。
 この問題作に関する考察はいろんな方がされていて、いまさらぼくが書くこともないが、まだ読んだことのない人は是非このピンク色の光でサイケデリックに染まったこのエピソードを読んでほしい。
 続編ジ・アブソリューションに続くらしいが、読了後にぼくのSAN値はのこっているだろうか……

・アジェンダ・ディセント
 狂気のニンジャはいかにして誕生したかを描いたフォレスト・サワタリのオリジンエピソード。先に紹介したナクソス~と同様に主人公たるフォレスト・サワタリの内面が描かれ、特に一部からの彼の活躍をしる読者としてはかんがいぶかいところがある。
 加えてこのエピソードの魅力は第一部であまり焦点のあたらなかったカチグミサラリマンの生活に焦点が当たっている点だ。キックアウト~で深夜に泣きながら嘔吐するギンイチの父親(カチグミ)の話が少し出てくるが、ネオサイタマはマケグミ・カチグミ関係なくディストピアであることがこのエピソードで強調されている。
 単体でも楽しめ、今までのサワタリやカチグミサラリマンの印象を変えてくれる名エピソードです。

・ア・デッカーガン・イズ・マイ・パスポート
 第4部シーズン3のプレエピソード。4部の主要キャラであるタキと、1部からの読者にとって懐かしいキャラ、そしてニューロンを焦がす様な新キャラが激しくぶつかるデッカー回。既存のキャラが持つトリロジーの匂いと新キャラ達の新しい風とがぶつかり合って化学反応がすごい。
 このエピソードにはモータルのキャラが多いが、このエピソードのモータル達はニンジャにも劣らないヤバさたっぷりだ、ニューロンを焼く様な狂気のヤバさとニンジャスレイヤーの世界の核心に迫る様なヤバさがだ。このモータルの多様性も第4部の見所の一つなのだなぁと再確認させてくれる。


以上がぼくの選んだ2019年のエピソードだ。こうしてみると自分はトリロジーまでのキャラクターを掘り下げるエピソードが好みなのかもしれない(noteのエピソードが多くなってしまった)。

結局締め切りギリギリになってしまった、自分の感想を書くだけだから簡単にかけると思ったがそうでもなかった。どのエピソードが上位にくるかワクワクしますね。ぼくは2020年も素晴らしいエピソードがくることを楽しみにしながらコタツで寛ぐとします。




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